髪のケアに重宝するヘアオイル。愛用している人も多いと思いますが、ヘアミルクとはどういった違いがあるのでしょうか。
今回はヘアオイルの使い方やヘアミルクとの違いについて紹介します。
ヘアオイルとは
ヘアオイルとは、主にオイル、油をベースに作られているヘアケア剤で、トリートメントやスタイリングの際に用いられます。ヘアオイルにも様々な種類があり、椿油やオリーブオイルといった「植物性オイル」、純度が高いため髪をコーティングする力も高い「鉱物性」オイルなどがあります。
「ヘアオイル」という名前を見ると近年になって使われるようになったアイテムのように思いがちですが、実はヘアオイルのルーツは古く、江戸時代にも鬢付け油として人々に愛用されていました。
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ヘアオイルの効果やヘアミルクとの違いは?
ヘアオイルにはどのような効果があるのでしょうか。ここからはヘアオイルの効果について、ヘアミルクとの違いと共に紹介します。
髪にツヤを与えてくれる
ヘアオイルは髪にツヤを与えてくれます。カラーやパーマなどでダメージを受け、パサついた髪にもツヤを与え、広がりやすいくせ毛もしっかりまとまり感のある髪にしてくれますよ。
ヘアオイルは髪を保護して傷ませないという効果があり、主に髪の外側に作用するヘアケア剤です。それに対しヘアミルクは主に髪の内側に作用、保湿と補修を目的とする場合はヘアミルクが使われます。ただ、ヘアオイルの中には毛髪補修成分が含まれた、ダメージケアにも効果を発揮するものもありますよ。
髪にハリを与えてくれる
ヘアオイルは洗い流さないトリートメントであり、しっかり重みのある髪に仕上げてくれます。スタイリングの仕上げに使うことで、ナチュラルに動きのあるヘアスタイルを作ることができ、髪一本一本が強くなったようなハリを感じることができますよ。
水分と油分をバランスよく含んでいるため、ヘアオイルに比べて油分量が多くないヘアミルクを使用した場合は、うるおいのあるしっとりとした質感の髪に仕上がります。ヘアオイルに比べて髪に重みを感じることはありませんが、一方でしなやかさを感じる事ができますよ。
ヘアオイルの正しい使い方は?
ここからはヘアオイル の使い方について紹介していきますよ。
髪の水分を拭き取ってから使用する
まず、ヘアオイルを使う前に髪の水分を全て拭き取ります。タオルでやさしく拭き取るようにしましょう。その後、髪の絡まりをブラシで優しくとかしたら、いよいよヘアオイルの出番です。
ヘアオイルのパッケージには使用量の目安が記載されています。髪の長さによって使用量は変わりますが、大体は数滴で十分。必要以上に出しすぎることなく、パッケージの案内に従って適量を手に出し、手のひらに広げてなじませましょう。
毛先から順にヘアオイルを馴染ませる
手になじませたら、毛先などのダメージが気になる部分からヘアオイルをつけていきます。毛先、中間、表面と順番に馴染ませていきましょう。この際、頭皮にはつかないように注意が必要ですよ。
最後にドライヤーで髪を乾かします。ヘアオイルはドライヤーの熱や風から髪を守る役割も持つので、ヘアオイルは必ずドライヤーの前に行うようにしましょう。
ヘアオイルを使うタイミングは?
朝にヘアオイルを使う場合、ヘアアイロンの後、ブラッシングの前、スタイリングの仕上げに使います。ヘアアイロンの熱で水分が蒸発した髪を保湿する、ヘアオイルで髪の表面をなめらかにしてブラッシングの際に枝毛や切れ毛が起きるのを防ぐといった効果が期待できます。
夜には、ドライヤーの前は勿論、シャンプーの前にヘアオイルを使うのも効果的。シャンプーの際には摩擦で髪にダメージを与えてしまう可能性があり、それを防ぐのがヘアオイルなんです。
最後に
今回はヘアオイルの使い方やヘアミルクとの違い、効果について紹介しました。色々なタイミングで使えるヘアオイル。皆さんも正しく使って大切な髪を守りましょう!