カロリー制限がもたらす弊害
今日はダイエット連載第4回目です!
第3回目でカロリー制限ダイエットは体に悪影響をもたらすということは明白であるということがわかりました
今まで皆さんはカロリー制限ダイエットでずいぶん苦しい思いをしてきたのではないでしょうか
例えば2000キロカロリーの食事をしていた人が医者の勧めによって500kcal を削減した食事にした!という人は多いと思います
しかしそうするとその人の総エネルギー消費量も500キロカロリーが落ちてしまいます
そうするとめまい・だるさ・冷え性・常に空腹を感じ、イライラする・落ち込むという現象が起きます
それでもダイエットに効果はありません
なぜなら減少するカロリーも摂取するカロリー従って減少しているからです
そうすると嫌気が差して元の食生活に戻りますよね??
1日1500kcal だった食事内容を2000kcal までの食事に戻すのです
こうするとあっという間にその人の体重は太ります
彼女の友達は彼女のことなんて呼ぶでしょうか
あの人って意思が弱いよね!リバウンドしたよねと言われることでしょう
でもそれは彼女の意思は関係がありません
彼女が間違ったカロリー制限をしてしまったこと、すなわち、
消費カロリーを減らしてしまったことが最大の原因なのです
リバウンドはあなたの意思のせいではない
ダイエット何度も失敗していると
自分がいけないんだ
自分の意思が弱いんだ
と、自分を責めて見る傾向あると思います
でも失敗したのはあなたのせいではないのです
すべてはホメオスタシスのせい
摂取カロリーと消費カロリーを調整して体重を減らそうという今までの人類の試みは
私達は食べることを意識的にコントロールできるのだという当然の前提に立っています
しかしこの前提自体が誤りなのです
人間はホルモンによって大きく影響を受けています
人間に本来備わっている特性は恒常性つまり向上性の維持と変化への適応力というものがあります
人間は毎日日々異なる環境で生きていますそうした変化を最小限に抑えよう抑えようという機能が体にはあります
体調節機能を使って元の状態に戻ろうという機能があります
大量に関して同じなのです
体重も元の状態に戻すを戻そうとするのです
どれだけ摂取カロリーを減らしても体重が元に戻ろうと体が動いてしまうのです
この恒常性機能つまいrホメオスタシスにより空腹を感じることが多くなった上に満腹を感じづらくなると食欲はいやがおうでも高まります
こうしたからも変化はすぐに起きかつ永続的に続いてしまうのです
ダイエットをしてる人が空腹を感じやすいのは意志が弱いからではありません
ダイエット中に空腹感が増すのは体の機能上当然のことです
これはホルモンがそうさせているのです
ダイエットをしている人は食べ物の夢ばっかり見てしまいます
食べ物のことが頭から離れないのです
こうしたような症状が出るのはその人が肥満だからではありません
正常なホルモンの働きによる反応なので
ダイエットでおこるホルモン変化2つ
以上をまとめると体重が減ることによって二つ大きな変化が体に起きます
まずエネルギーの消費を節約するためにエネルギー総消費量が減ってしまいそれがずっと続いてしまうということです
かつ体はもっと食べ物栄養とホルモンに空腹のサインを出させるため常に空腹状態になってしまうということです
つまり食べる量を減らして減量してしまうと失った体調を元に戻そうという本能が強く働いてしまい空腹感が増して代謝の機能が弱ってしまうのです
減量すると制御機能を持つ前頭葉皮質の活動が弱まるので体重減少した人は食べ物に対する欲求を抑えるのが難しくなるのです
これは意思の弱さや道徳観が欠如と一切関係がありません!
生きるための自然のホルモンの働きなのです
いままで間違ったダイエットで消耗してきたあなた、まず自分は悪くない、悪いのはホルモンと間違った知識だ、と自信を持ちましょう。