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お米に賞味期限はあるの?おいしく食べられる期間や保存方法も調査

お米に賞味期限はあるの?おいしく食べられる期間や保存方法も調査

お米に賞味期限はあるのでしょうか?非常用として余分にストックしている家庭も多いかと思いますが、購入から何年も経って古くなったお米は食べられるのか知りたいですよね。

そこで今回は、日本の食卓に欠かせないお米に賞味期限はあるのか調査いたしました。おいしく食べられる期間や保存方法も解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

お米に賞味期限はある?

 

お米に賞味期限はありません。生鮮食品には一部を除き、賞味期限や消費期限の表示義務がないことが理由です。肉や魚のラベルには賞味期限や消費期限が必ず記載されていますが、野菜や果物には表示がないのが一般的。

お米も農作物なので、袋には賞味期限の表示がないというわけです。ただし、食べられる期間の目安は存在します。

お米をおいしく食べられる期間

お米をおいしく食べられる期間は、精米の前後で異なります。

精米する前のお米は籾殻とぬかで包まれているため、保存状態が良ければ5年経過しても品質は落ちません。しかし、籾殻とぬかを取り除いた精米は劣化が速まるため、1〜2ヶ月で食べきるのがおすすめです。

半年経過したお米でもカビや虫が発生していなければ食べられますが、品質は落ちている可能性があります。

お米を食べてはいけない基準

https://twitter.com/ituki_alleru/status/1839994910243729502

お米を食べてはいけない基準は次の通りです。

  • カビが生えている
  • 虫がわいている
  • 異臭がする

1~2ヶ月以内であっても、見た目や臭いに異変があるお米は食べられません。高温多湿な環境で保存すると、カビが生え、「コクゾウムシ」や「コナダニ」などの害虫が発生しやすくなります。

また、お米は酸化すると酸っぱい臭いがするため、異臭がしたら食べない方が良いでしょう。

お米の正しい保存方法

https://twitter.com/miku306abc/status/1891126477707526430

お米の正しい保存方法は、炊く前と後でも異なります。

生米は酸化や虫の混入、発生を防ぐために密閉容器にいれましょう。プラスチック製の米びつや、ガラス製の保存容器がおすすめです。保存場所は冷蔵庫がベストですが、スペースがない場合は直射日光の当たらない乾燥した場所でOK。

炊きたてのお米を保存する場合はラップで包み、粗熱を取って冷凍します。

https://twitter.com/Hey762829250246/status/1896116686534930820

お米をおいしく炊くコツ

お米をおいしく炊くコツは以下の通りです。

  • 優しく研いで浸水時間を長めにする
  • 冷やしてから炊く

2ヶ月以上経ったお米は全てが食べられないというわけではありません。保存状態が良ければ、精米から5年以上経過していても食べられる場合があります。

ただし、品質や風味の低下は避けられないので、おいしく食べるコツをチェックしておきましょう。

優しく研いで浸水時間を長めにする

https://twitter.com/TintsF/status/1399318539585036289

お米をおいしく炊く1つ目のコツは、「優しく研いで浸水時間を長めにする」です。

時間が経ったお米は乾燥しているので、力を入れて研ぐと割れてしまいます。水を入れたらガシガシ研がず、混ぜる程度の力で優しく研ぎましょう。

また、古いお米は水分量が少ないため、十分に浸水させることも大切です。夏なら30分、冬なら2時間ほど浸けておくと、水分を吸ってしっとりしたお米が炊き上がります。

冷やしてから炊く

https://twitter.com/Fumi_S615/status/1510970153101496324

お米をおいしく炊く2つ目のコツは、「冷やしてから炊く」です。お米は沸騰までの時間が長いと、デンプンが糖分へと分解されて甘みが増します。大切なのは十分に冷やすことなので、研いだお米を冷蔵庫で2時間ほど浸水させるのがポイントです。

氷を入れて炊くという方法もありますが、炊飯中の対流を妨げてしまうため、あまりおすすめできません。

お米の賞味期限についてのまとめ

今回は、お米の賞味期限について解説いたしました。お米は生鮮食品なので、賞味期限や消費期限の表示がありません。しかし、いつまでも食べられるわけではないので、精米日から1〜2ヶ月以内で食べきることをおすすめします。

保存状態が良ければ2ヶ月以上経過したお米も食べられますが、品質の低下は避けられないので、優しく研いで冷蔵庫で浸水させてから炊くようにしましょう。