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塩に賞味期限はある?固まった際の対処方や保存方法についても紹介

塩に賞味期限はある?固まった際の対処方や保存方法についても紹介

ご家庭で日常的に使われている「塩」は料理にも食卓での味の調整にも使われる調味料ですが、塩の賞味期限はどうなっているのか、口に入れるものとしてはどうしても気になるところです。また、塩が固まってしまった時や保管方法など、賞味期限以外にも気になることは色々ありますよね?今回はそんな塩の賞味期限を始めとする、様々な悩みの対処法について紹介します!

基本的に塩に賞味期限は無い!

一般的に塩と呼ばれる食塩や天然塩などは時間が経っても品質がほとんど変わらないとされています。そのため法令上、賞味期限の表示が不要とされており、未開封、開封済みに限らずきちんと保存されていれば長く使えるようです!塩の中ではばい菌や微生物もほとんど繁殖できません。そのため塩に賞味期限は無いに等しく、安全に使い続けられます。

塩によっては賞味期限があるものも

食塩や天然塩には賞味期限が無い一方で、ハーブソルトやごま塩といった、塩以外の食品が混ざっている塩は賞味期限があるため注意が必要です。これらは品質が変わりやすい成分が含まれているため、塩とはいえ賞味期限が記載されています。こういった加工された塩に関してはパッケージの賞味期限をしっかり確認することが大事です。

塩が固まった時の対処方法は?

主婦の皆さんにとってあるあるなのが、使おうとしたときに塩が固まっていて出てこないという現象。塩は空気中の水分を吸いやすい性質を持っており、湿気により塩の表面が溶けてくっつき、それが塊となります。ここでは塩が固まった時の対処法を紹介します。

フライパンで塩を炒る

1つ目の方法はフライパンで塩を炒る方法です。

  1. 固まった塩をフライパンに入れる
  2. 焦げに気を付けながら弱火でじっくり加熱
  3. 塩がサラサラになったら終了!

焦げると風味や品質が変わってしまうので注意!きちんと冷ましてから容器に戻しましょう。

電子レンジで塩を加熱する

出典:【固まった塩】サラサラに戻す方法!「家にある物」でできる湿気対策も!今さら聞けない食材の話

2つ目の方法は電子レンジで塩を加熱する方法です。

  1. 耐熱皿に塩を広げる
  2. ラップをかけずに加熱(600Wで2~3分が目安)
  3. 加熱後、スプーンで崩してサラサラになっていたら終了!

フライパンの方法と同様に、劣化や品質変化を防ぐため加熱のし過ぎには気を付けましょう。

塩の正しい保存方法は?

塩には賞味期限が無いとはいえ保管方法には気を使う必要があります、正しく塩を保管して長くおいしく使いましょう。

基本は湿気と匂いを避ける

塩は湿気にとても弱い調味料です。固まるだけでなく劣化やカビが生える可能性があるため、塩に賞味期限が無いとはいえ対策が必要となります。できるだけ湿気や蒸気を防ぐためにシンクやコンロの近くは避けましょう。また塩の特徴として匂いを吸収しやすい性質もあり、コーヒーやスパイスなどの香りが強い食品と一緒に保管しないことも大切です。

密閉できる容器を用意する

塩を保管する容器はしっかり閉まるフタつきの密閉容器が理想とされています。あわせて中に乾燥剤を入れると湿気対策はより完璧に!大袋で塩を買った時用に、普段使い用と保管用で大小の密閉容器を用意しておくのも良いかもしれませんね。

冷蔵庫で保管はあまり良くない

塩を保管する場所として冷暗所が最適とされていますが、冷暗所と聞いて冷蔵庫を思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし冷蔵庫での保管は基本的に良くないとされています。なぜなら、冷蔵庫から出した時の温度差で結露を引き起こしてしまう可能性があり、湿気を吸ってしまうからです。場所を取るなどの問題もあるかもしれませんが、できるだけ常温での保管をおすすめします。

まとめ

今回の記事では塩の賞味期限や固まった時の対処法、保管方法について紹介しました。基本的に塩には賞味期限が無いようですが、ハーブソルトなどの加工塩を使う際には注意が必要なようです。固まった時には加熱することでサラサラに戻すことができますが、劣化を防ぐためにもできるだけそうならないようにしたいところ。そのためにも保管をきっちりとして、長くおいしく塩を使いましょう!