玉藻よし讃岐の国は 国がらか見れども飽かぬ
香川県のことを詠んだ万葉集の一首。
玉のような藻の美しい讃岐の国は、国の由来ゆえか見ても飽きないな、という歌です。
万葉集なつかしいですよね!!
令和の元号も万葉集が由来。
ひさびさ国語の教科書を見直したくなります。
そんなこともあり、あらためて日本の古い町並みの残る場所をめぐる旅って今年の流行になる気がするんです。
万葉集って改元ブームで本屋でも売れましたから、特にシニア世代にお勧め!!って個人的には思います。
そもそも香川県の名前の由来は?
今回は香川県!!!
今度行くつもりなんです☆
古代からその自然の美しさがうたわれてきた香川県。
いいところなんです。友達が移住していました。名産といえば、うどんですよね。
香川県はその名前の由来も素敵・・
「香川」という名前は、「香の川」からきているといわれています。
「むかし、香川の奥山に、樺川(樺河)というところがあり、その地に「樺の木」があって、 ここに流れる川の水に香りをうつして流れたことから、「香川」になったと「全讃史」は伝えています。
高松市の南、徳島県に向かう途中の塩江町安原上東に 「樺川」というところがあります。
ここが、香川の奥山にあったといわれる樺川(樺河)かもしれません。
ここから流れるのが、今の「香東川」です。
南海通記によれば、この香東川について「この川は水清く根香山ねごろやまに花が咲き、西風が吹くとよい香りがするので香川と呼ぶ」とも書かれています。」
川が香るから香川県。素敵だ・・・・。
香川県の一押しはオリーブオイル!!
でもうどんだけじゃないよ、っていうのが最近の香川県。
平成23年10月にスタートした「うどん県。
それだけじゃない香川県」プロジェクトでおいしいものがどんどん発見されてます。
一押しは、オリーブオイルなんです。
そもそもオリーブオイルってイタリアとかが原産のはずでは・・・
なぜ香川県で??
それは以下の通りです。
「日本でのオリーブの経済栽培は明治41年に、イワシなどの油漬加工に必要なオリーブ油の国内自給を図るため、三重、鹿児島、香川の三県に、輸入したオリーブの苗木を植えたのが始まりです。
外国生まれの木はなかなか根付かず、ほとんどが枯れてしまいましたが、地中海の気候に似た小豆島の木だけが残りました。
以来、小豆島は「日本のオリーブ栽培発祥の地」として有名になりました。
しかし、導入後も様々な苦労がありました。
育て方が分からない、せっかく採れた実の加工方法もよく分からない・・・。
多くの先人たちが努力と研究をつづけ、様々な時代の波にも耐えて、オリーブは少しずつ島に広がり、やがて小豆島は「オリーブの島」と呼ばれるまでになりました。
現在オリーブは、香川県の県花・県木に指定されており、その栽培や加工は香川県全域に広がっています。」
なるほど。
イワシの加工にオリーブを使ったんですね。
意外です!!
オリーブオイルはとにかく健康にいいイメージですよね。
でも種類がおおくて選べない。。
そんな時は、香川県のオリーブおすすめ!!
「かがわオリーブオイル品質表示制度は、県独自で定めた品質評価基準に適合した製品であることを表示することにより、香川県産オリーブオイルに対する消費者の信頼を高め、その普及と需要拡大を図り、本県のオリーブ産業の振興に資するものです。
県の認定を受けたオリーブオイル製造事業者(認定製造事業者)は、指定検査機関で品質評価基準に適合することが確認された製品について、自らの責任において、ロゴマークを表示することができます。
ロゴマークについては、香川県で商標登録しています。」
簡単に言うと、香川県がしっかり検査しているものは品質がよいとして、ロゴマークがついているんですね。
香川県では果実に傷がついてそこから油の酸化が進まないよう、一粒一粒手摘みで収穫している。安心なオリーブオイルが買えそうです。
そしてこのオリーブを讃岐うどんに練りこんだのがオリーブうどんなんです。
まとめ
香川県と言えばうどんですが、オリーブも香川県だったんですね。それを組み合わせてしまうなんて、発想が素晴らしいです。
いいオリーブうどんがあったら紹介したいと思います!!