みなさん、こういった経験はありませんか?
「締め切りが近づいているけど、めんどくさいから後回しにしてしまう。」
「試験前で勉強しなきゃいけないけど、今は集中できないから後でやろう」
このように、やるべきこと・やらなければいけないことなどを先延ばしにしてしまう癖がある方は、もしかしたらADHDやうつなどの病気なのかもしれません。
今回は、
先延ばし癖はADHDやうつなどの病気かも?原因や薬・サプリも!
と題しまして、先延ばし癖はADHDやうつなどの病気なのか、また原因や薬・サプリについてお伝えしていきます!
先延ばし癖はADHDやうつなどの病気かも?原因は?
先延ばし癖は本当にADHDやうつなどの病気なのでしょうか?
結論を先に言いますと、その可能性はあるということになります。
詳しく説明しますね!
まずADHDとは、「注意欠陥・多動性障害」とも言われ、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(思いつくと行動してしまう)などと言った症状が見られる障害です。
先延ばし癖は、このうち不注意の部分が大きく関係してきます。
やらなければいけないということがわかっているのに、他のもの(スマホ・テレビ・ゲームなど)に気をとられてしまって、なかなか集中できないから先延ばしにしてしまうというような感じです。
このような感じでやるべきことをやることができないというような経験をしたことがあるひとは結構いると思います。
しかし、その人たち全員がADHDであるというわけではありません。
他の行動に対してもADHD特有の傾向が見られないのであれば、ADHDではない可能性は高いです。
逆に、多くの行動が当てはまってしまうと、ADHDの可能性が高まります。
具体的には、「落ち着きがなかったり」、「思ったことをすぐ口にしてしまう」、「忘れ物が多い」、「物事を順序立てて行うことが苦手」というような行動がADHD傾向と言えます。
https://twitter.com/abgjgj2020/status/1188239814019051520?s=20
この中の多くの項目に該当するのであれば、ADHDの可能性もありますので一度専門に見てもらうことをオススメします。
次にうつ病に関してですが、うつ病になると物事に対する意欲が低下し、何ボトもやるのが億劫になってしまうという症状が見られます。
この結果物事を先延ばしにしてしまいます。
うつ病に関しても、この行動だけでうつ病だと判断するのは難しいです。
うつ病の症状を列挙しておきます。
- 抑うつ気分
- 不安・あせり
- 遠くへ行きたい・消えてしまいたい
- 興味または喜びの喪失
- 意欲の低下・おっくう感
- 自分を責める
- 会話や本などの内容が頭に入ってこない
- 睡眠障害
- 食欲の減退
- 疲労感・倦怠感
- 動悸・息苦しさ・口が渇くなど
- からだの重さや痛み
当てはまる項目が多い方はうつ病の可能性もありますので一度見てもらったほうがいいかと思います!
また、ADHDが原因でうつ病となってしまうという可能性もあります。
ADHDの人は、少し社会で生きにくい場合があります。
例えば「思ったことをはっきり言ってしまう」という行為は、状況によっては友達ができない原因などになってしまう可能性もあります。
それでいじめにあったりすると、「自分はちっぽけな人間だ」というふうなネガティブな思考になってしまい、うつ病になるかもしれません。
先延ばし癖やADHD・うつの薬・サプリも!
先延ばし癖やADHD、うつ病を治すための薬やサプリメントをご紹介します。
まず、上でも言いましたが、とにかく医師に相談することが一番安全な方法です。
ADHDの薬物療法としては、ストラテラ、コンサータなどの薬が使用されるとのことです。
医師に相談すれば、あなたの症状に合った薬を、適切な分量でもらうことができます。
お金はその分かかるかもしれませんが、きちんと治したいのであればやはり病院に行くのが一番でしょう。
薬以外でも、カウンセリングや心理教育などの心理療法もあります。
これに関しても医師の判断を仰いだほうがいいです。
しかし、やはりそのような治療方法に抵抗を感じる人もいると思います。
自分でできる改善方法は?
みなさんの中には、やはり自分がADHDだと認めたくない人や、病院で診察してもらうお金・時間がない人などもいると思います。
ADHDやうつ病の治療方法は医師の判断を仰ぐのが一番ですが、症状を改善するために自分でできることもなくはないので、ご紹介します。
集中力を奪われるものをそばに置かない
物事を先延ばしにしてしまう人は、他のものに気をとられるために集中力が分散してしまいます。
であれば、”他のもの”が少ない環境に自分を置けばいいんです。
集中力を叔母割れるものとして、スマホ・テレビなどが挙げられると思いますが、例えばテレビの誘惑から逃げるのであれば外のカフェなどで作業したり、スマホの誘惑から逃げたいのであれば電源をオフにして目につかないところに置いたりと言った対策ができると思います。
そのように目につくものの数を減らすことで集中力の分散を抑えることができます。
まず少しだけやる
物事をやることが面倒な人は、その作業が多くてめんどくさいから意欲を削がれてしまいます。
そのような場合は、「とりあえず1分だけやろう」とか、「1ページだけやろう」というふうに少しだけやることからスタートしてみてください。
そのくらいであればすぐに終わりは見えますので、集中力は持つと思います。
それを繰り返せばいいんです。
まとめ
今回は、
先延ばし癖はADHDやうつなどの病気かも?原因や薬・サプリも!
と題しまして、先延ばし癖はADHDやうつなどの病気なのか、また原因や薬・サプリについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
先延ばしにしてしまう癖は多くの人があると思います。
それがもしかしたらADHDやうつと言った病気の可能性はあります。
しかし、きちんと診察を受けて治療したり、行動を工夫すればその症状は改善できます。
みなさんが悩みを克服することができることを祈っています!!