ジェラードンのリーダー・海野裕二さんの脱退発表。長引く休養の裏には、一体どのような生活があったのでしょうか?

「病気だったって本当?」「引退後は?」といった疑問に対し、ジェラードンの海野さんの病気の正体や、相方たちが明かしたこれからの関係性まで、その真相を詳しく解説します。

『ジェラードン』海野裕二さんの脱退について

2025年2月、療養中だった海野裕二さんが吉本興業との契約を終了し、グループを脱退することが発表されました。リーダー兼実力派ツッコミとして欠かせない存在でしたが、長引く体調不良により万全な活動が困難な状況が続いていました。

そのため、最終的には「自身の体調改善を最優先にする」という苦渋の決断を下すことになったようです。

メンバーと出した結論

ファンにとっては寂しいニュースとなりましたが、これは相方のアタック西本さん、かみちぃさんとじっくり話し合った末の結論です。メンバー全員が海野さんの健康とこれからの人生を一番に考えた、前向きな「勇退」でした。

現在は芸能界の表舞台を退き、心身の回復に専念しながら穏やかな生活を送っているとされています。

長期休養の原因となった病気の正体とは?

海野さんがこれほど長く活動を休止せざるを得なかった背景には、実は診断名の変更や、完治の難しさという複雑な事情がありました。「ただの体調不良ではなかったの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、ジェラードンの海野さんの病気は想像以上に厄介なものだったようです。

まずは、公表された病名の経緯から詳しく見ていきましょう。

当初の診断「ガマ腫」から判明した「脂肪腫」

海野さんが体調不良を訴え始めた当初、公表された病名は「ガマ腫」というあまり聞き慣れないものでした。これは、舌の下にある唾液腺(舌下腺)から唾液が漏れ出し、袋状に溜まってしまう病気です。顎の下などがガマガエルの喉のように腫れ上がることからこの名がついたと言われています。

当初は薬の服用で様子を見ていましたが、その後の精密検査によって、実は「ガマ腫」ではなく「脂肪腫」であったことが判明しました。

繰り返される手術と多発する腫瘍

2020年9月、海野さんは「脂肪腫」と診断され、約1週間の入院・手術を行いました。脂肪腫自体は良性の腫瘍ですが、海野さんの場合は顎や首周りという非常に目立つ場所に発生しており、人前に立つ芸人としては大きな悩みだったのではないでしょうか。

さらに辛いことに、この腫瘍は一度除去しても終わりではなく、再発や別の場所への発生を繰り返す性質のものだった可能性が高いとされています。

終わりの見えない闘病の苦しみ

実際、2021年12月からの長期休養中にも、海野さんは再び手術を受けています。いくら良性とはいえ、体にメスを入れる手術を短期間に繰り返すことは、肉体的にも精神的にも相当な負担となります。「手術をすれば治る」と信じても、また再発してしまう。そんな終わりの見えない闘病生活が、海野さんの気力や体力を徐々に削いでいったのかもしれません。

アルコール依存症の噂の真相は?

ジェラードンの海野さんの病気に関して、ネット上の一部では「アルコール依存症ではないか?」という噂が囁かれることがありました。しかし、これは公式に発表された事実ではないようです。この噂の発端となったのは、2022年9月にケンドーコバヤシさんがラジオ番組内で発したジョーク混じりのコメントでした。

芸人同士の会話の中で、海野さんの休養理由について「アルコールがバレた」といった趣旨の発言があったため、それが一人歩きしてしまったようです。

活動休止から引退までの長い闘い

海野さんの道のりは、まさに「復帰への執念」と「現実の厳しさ」との闘いでした。2020年の発症から騙し騙し活動を続けましたが、2021年に無期限休養へ。2022年7月には約7か月ぶりに元気な姿を見せたものの、わずか3日後に「体調が万全ではない」と再休養が発表されました。

最後まで諦めなかった復帰への想い

「戻りたいのに戻れない」というジレンマの中で、それでも諦めずに治療を続け、2025年1月には舞台復帰まで漕ぎ着けました。しかし、最終的にはプロとして活動を続けるレベルまで体調を戻すことが叶わず、2月の引退決断に至ったようです。何度挫折しても立ち上がろうとしたその姿勢は、どれほどジェラードンを大切に思っていたかが伺えます。

残されたメンバーの想いと今後のジェラードン

彼らが発表したコメントには、単なる「解散」や「別れ」といった言葉では片付けられない、3人の深い絆が込められていました。

ここでは、残された2人がどのような想いで海野さんを送り出したのか、そしてこれからの関係性についてご紹介します。

「相方」から「地元の友達」へ戻る関係性

海野さんの脱退に際し、相方であるアタック西本さんとかみちぃさんが発表したコメントには、多くの人々が感動しました。二人は、海野さんとの別れを悲しむだけでなく、これからの関係性について「地元の同級生に戻る」「普通の友達として付き合っていく」と強調しました。これは、ビジネスパートナーとしての関係は終わっても、人生を共にする友人としての絆は永遠に切れないという意味も込められているのではないでしょうか。

「もう頑張らなくていいよ、これからは友達として遊ぼう」というメッセージは、海野さんにとって何よりの救いになったのではないでしょうか。

2人体制での新たなスタート

今後のジェラードンは、アタック西本さんとかみちぃさんの2人体制で活動を継続していきます。すでに海野さんの休養期間中に2人でのスタイルを確立していて、『有吉の壁』などの人気番組でも活躍しています。もちろん、「ジェラードンは3人であってほしい」と願うファンの気持ちは消えることはありませんが、海野さんが安心して休めるよう、これからもジェラードンの名前を大きくしていくと期待しています。

まとめ

今回は、「ジェラードン」の海野裕二さんの病気や脱退の理由、そして今後の活動について解説しました。海野さんを苦しめたのは、顎や首周りに繰り返し発生する「脂肪腫」という病気でした。3人のジェラードンを見ることは叶いませんが、私たちファンも、決断を尊重し、これからも温かく応援していきましょう。