吉本芸人の闇営業騒動がだんだんと落ち着きを見せ始め、吉本興業は2019年8月8日に大山者委員会(経営アドバイザリー委員会)を行いました。
その中で、吉本興業は、新たに「専属エージェント契約」という契約形態を導入することを発表しました。
これを受けて芸人の加藤浩次さんは吉本に残留する意向を示すなど、おおな影響が見込まれます。
みなさんも耳にしたかもしれませんが、このような疑問を抱きませんでしたか?
専属エージェント契約ってなに?
難しい言葉で説明されても分かりにくいですによね。
今回は、
専属エージェント契約を分かりやすく解説!メリットとデメリットも!
と題しまして、今回吉本興業が導入する専属エージェント契約を分かりやすく解説し、メリットとデメリットなどについてもお伝えしていきます!
専属エージェント契約を分かりやすく解説!
まずは、専属エージェント契約を言葉で説明します。
日本従来の「専属マネジメント契約」は、仕事の獲得からタレントのプロデュース、スケジュール管理まで全てを事務所が担うが、エージェント契約をした場合は、仕事の獲得だけを事務所が担当。あとの要素はタレント自身、または代理人の裁量で決められる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190810-00000108-spnannex-ent
まあ簡単に言いますと専属エージェント契約とは、
今まで事務所が行っていたマネジメントを自分でやるようにするというものです。
従来の専属マネジメント契約では、事務所は営業活動に加え芸人の日程管理や送迎、マネージャー業務などのマネジメントを行なっていました。
しかし、専属エージェント契約では、それらを自己裁量で行うことができるというものになっています。
これにより、自分が週にどれだけ働くのか、またどんな仕事をするのかということを決めることができるよになります。
事務所とタレントは対等な関係で、取れた契約に応じて手数料をギャラとして事務所に払います。
専属エージェント契約のメリットとデメリットも!
専属エージェント契約にはメリットもありますが、デメリットもあります。
それぞれについて説明していきましょう。
専属エージェント契約のメリット
まず、専属エージェント契約のメリットから説明します。
まず第一に、ギャラの取り分がはるかに増えます。
エージェント契約では事務所に手数料を払う形になるので、今までよりかなりギャラはもらえることになります。
次に、やりたくない仕事を受けなくて済むというのも挙げられます。
エージェント契約では自分でやる仕事とやらない仕事を選択することができるため、自由度が高まります。
体を張る仕事や、恥ずかしい服を着なければいけない仕事など、今まであまりやりたくなかった仕事をやらなくてもいいということになります。
3つ目として、働く量を決めることができます。
自分でどのくらい働くか決めることができるので、過密スケジュールに追われる必要は無くなります。
しかし、これは個人の裁量なので人によって変わりますね。
専属エージェント契約のデメリット
専属エージェント契約のデメリットを説明します。
まず第一に、実力勝負になります。
仕事の自由度は高くなると言いましたが、それはすでに実力があり、仕事を選べる立場にいる芸人にはメリットがありますが、仕事がまだあまりない芸人にとっては、さらに仕事が減る可能性もあります。
次に、マネジメントの負担が増えることになります。
今まで事務所が行なってきたスケジュール管理などの仕事を個人で行う必要があるため、個人のやることが増えます。
これについて事務所とは別にマネージャーを雇う余裕がある人はいいですが、そうでない方はしっかりしたマネジメント力が必要となってきます。
上記のメリット、デメリットから考えますと、売れっ子の芸人は、専属エージェント契約、そうでない芸人は従来通りのマネジメント契約で契約するのがいいのかなと思われます。
しかしこれだと上の方の人はいいかもしれませんが、下の芸人たちが苦しいのは従来通りです。
この世な方々に対する対応も考えられるといいかなと思います!
まとめ
今回は、
専属エージェント契約を分かりやすく解説!メリットとデメリットも!
と題しまして、専属エージェント契約を分かりやすく解説し、メリットとデメリットについても説ましましたが、いかがでしたでしょうか。
この契約形態に関する賛否両論もありそうですが、とりあえず売れっ子芸人たちの不満は解消されるのではないでしょうか。
あとはどうやって下の芸人さんたちを支える仕組みを作るかですよね。
今後の吉本興業の動きに注目しておきましょう!