皆さんはVTuberが配信している動画をご覧になったことがありますか?YouTube上だけではなく、最近ではテレビCMや企業とのコラボなどメディアでの活躍も話題になっているVTuberが数多くいますね。そんな話題のVTuberですが、実は具体的にはどんな存在なのかよく知らないと思っている方も多いと思います。今回の記事ではVTuberについて詳しく解説していきたいと思いますので、是非ご覧ください!
VTuberって何?
VTuberとはバーチャルYouTuberの略称です。アニメーションや3Dモデル等のデジタル技術を使用して作られたキャラクターを実際の人間が操作して、YouTubeなどで動画を投稿したりライブ配信を行う人たちのことを指します。VTuberは、キャラクターとして活動することでファンとのコミュニケーションを楽しんだり、ゲーム実況や歌、トークなど多岐にわたるコンテンツを提供しています。日本を中心に急速に広がっており、多くのYouTuberが世界中で人気を集めています。インターネット上で活動を行えることから場所を問わずに活動することが可能なので海外で活躍するVTuberも多く、VTuberのなり方 – 海外VTuberにインタビューではVTuberになる方法などを紹介しています。
VTuberの歴史
それでは、VTuberがどのように始まり広がっていったのか、歴史を見ていきましょう。
2011年
史上最古のVTuberと言われているのが2011年6月に現れた「Ami Yamamoto」という3DCGキャラクターです。現在のVtuberの同様にキャラクターとしてYouTubeへの動画投稿を行っていましたが当時はまだVTuberという言葉は存在しませんでした。
2014年頃
この頃にも現在のVTuberに近いスタイルで動画投稿を行う配信者が登場します。しかし、特に話題になることもなく世間には知られていない存在でした。
2016年
ここでVTuberという言葉が生まれるきっかけとなる「キズナアイ」が登場します!11月29日に初めて動画投稿したキズナアイは初めて3Dモデリングとモーションキャプチャ技術を組み合わせて作られたバーチャルアイドルで、YouTubeを中心に人気を博しました。キズナアイは「世界初のバーチャルYouTuber」を自称しており、『VTuber』という呼称は「キズナアイ」の誕生が始まりとされています。
2017年~2018年
この頃はVTuberが広く認知され始めた黎明期と呼ばれ、キズナアイの人気を始め、「電脳少女シロ」、「ミライアカリ」、「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん」、「輝夜月」などバーチャルYouTuber四天王と呼ばれるVTuberが登場しブームが起こりました。配信やイベントでファンと交流することで人気を集め、VTuber元年と呼ばれた2018年以降は様々なVTuberが誕生しています。
2019年~現在
VTuberが広く認知された2019年以降は各種動画サービスでVTuber専用のコンテンツが作成されるなど更に活動の場を広げることとなり、一般的に認知されるようになりました。コロナ禍の間もバーチャルだからこそできる活動を活かして人気を高め、今や世界的に知られる存在になっています。現在では動画サービスのみならずテレビCMや企業とのコラボも多く、メディアへも多数出演する人気ぶりです。
VTuberが人気の理由
VTuberが広く認知され人気となった理由にはどういったことが挙げられるでしょうか?以下にいくつか記載しますので、参考にしてくださいね。
キャラクター性や世界観が魅力的
VTuberはアニメーションや3Dモデル技術を駆使して作られたキャラクターであり、リアルな人物ではない反面、ファンは実在のアイドルや芸能人では得られない非現実的な魅力を感じることができます。実在の人物ではありえない設定や世界観がより人々を惹きつける魅力となっているのでしょう。
ファンとのコミュニケーションが盛ん
VTuberはライブ配信やコメントの返信、投げ銭などを通じてファンと直接交流することができます。そのためファンとの距離感が近く、より親近感を感じることができます。
多様なコンテンツを提供
VTuberはゲーム実況や歌、トークなど多岐にわたるコンテンツを提供しています。毎回同じカテゴリーの動画配信ではなく、その時々で幅広い層の人々が楽しめるコンテンツを提供できる点が魅力的です。
最後に
今回は話題のVTuberについて解説してみましたが、いかがでしたでしょうか?この機会にVTuberの視聴を始めてみるのもいいですし、思い切ってVTuberデビューに挑戦してみるなんてこともいかがでしょうか?最後までご覧いただきありがとうございました!