あの野村HDが在宅勤務で禁煙を指示
受動喫煙問題から健康管理の問題へ変化
在宅勤務における喫煙を禁止するという就業規則を発表した野村HD.
受動喫煙防止として、会社での禁煙はもはや世界の趨勢ですが、なんと在宅勤務においてまで禁止するというとんでもないニュースのような気がします。
野村の言い分はこちら
野村HDで4月から健康経営推進最高責任者(CHO)を務める飯山俊康執行役は、就任時に「健康経営は社員一人一人の健康はもちろんのこと、家族の幸福や組織の活力につながるとても重要な取り組み」などと社員向けにコメントしていた。
理屈的には家族が受動喫煙しないようにということのようです。
しかし、、、これに違反しても罰則はありません。
野村ホールディングス(HD)は10月から、国内のグループ社員を対象に、就業時間中の全面禁煙を実施すると発表した。出社している社員に加え、在宅勤務者も対象にするという。
そもそも、オンラインで会議するくらいならいくらでも隠れて在宅喫煙できますし、会社としても捕捉しようがありません。罰則無しは当然でしょう。
このトレンドはほかの会社でもあるようです。味の素カルビーといった大企業も在宅勤務中の喫煙を就業規則で禁止しています。
受動喫煙対策として始まった、就業規則による在宅勤務ふくむ、喫煙の制限。これは法律的にどう考えるべきでしょうか
受動喫煙対策に詳しい、高橋氏に聞いてみました。
在宅勤務における喫煙制限は適法か
「そもそも、不当に私的行為を制限する就業規則は違法ですが、受動喫煙対策という観点で、会社での喫煙禁止は合理的で許されると解されます。リモートワークやコアタイム勤務が定着するとそもそも、在宅勤務とは何か、出社とはなにかという定義論が問題となるのでしょう。そうすると、数時間会社に書類を提出に来た、というような社員の喫煙はどうするという問題になる。ならば一律禁止、とせざるを得ない背景があると思います。まさか大企業の人事部が本気で、隠れて在宅勤務中にたばこを吸っている職員をあぶりだすようなことを意図しているとは思えません。したがって、このような規則も有効であり、また、罰則もないためなにか意義のある規則ともいえないでしょう。」
ということでした。
野村HDはブラック!?!?
ネットの反応は!?
タバコを就業時間中である意識をさせるという点ではいいことかと。
ただ野村HD自体が「健康経営」じゃないような気がしますが。
野村といえば高給のかわりに激烈な勤務で知られます。
そこを揶揄するコメントがありました。
またほかには、結構真面目に突っ込んでいる人もいて、
自分は非喫煙者だが、これはおかしくないか。
とても自由主義世界のやることではない。
プライベート空間である自宅でタバコ吸ってても問題ないだろ。「健康被害」なんていう曖昧な理由で勤務時間にそこまで命令することができると考え出したら、規則正しく生活しないと従業員の生産性が落ちるからといって就寝時間や食事の内容まで命令するのと変わらんと思うけどな。
こういう介入するのは飲酒のように科学的に判断力の低下が実証されてるものだけにするべ気でしょ。
どうせSDGsとかESGの流れの話なんだろうが、これだからリベラルは信用出来ない。
欧米だからといっていつもまともとは限らない。
欧米のリベラル派なんて共産主義崩れみたいなもんだよ。
不当な制約だと感じる人も多いようです、意外に思います。
伝説の研修、罵倒されて育つ新人
朝の挨拶で声が小さい!!
字が汚い!!
なんらかの事情で集合に1分間遅れた……
という社員は、
指導役や上司の社員に狭い部屋に呼び出されて、延々始末書を書かされ、
『月給ドロボー!』
と罵倒されるというのはネットでは有名な野村HD.
高額な手数料を顧客から獲得し金融商品を売りつけるのが野村営業マン。
こんな激烈な研修を経て一人前になるそう。
そんな社員からみたら、罰則規定もなく喫煙が禁止されてもへっちゃら!!!といったところでしょうか。
まとめ
在宅勤務中の喫煙禁止(罰則無)、は合法ということでした。
ただ、野村HD が喫煙禁止に熱をあげるとなると、別のブラックな印象をもつ人もいたようでした。
いかがでしたか。
わが社の変な就業規則聞いてほしいという人がいたらお問合せフォームから教えてください。
ロックアウト解雇や野村HDとの裁判、数々の粉飾決算加担で有名な日本を代表するブラック企業が、同一労働同一賃金施行初日にやりました!
定年後再雇用「同じ仕事なのに年収が800万減ったのは違法」日本IBMの60代男性2人が提訴|弁護士ドットコムニュース https://t.co/mIIqVMDUm7 @bengo4topicsより
— 国立研究開発法人大日本黒魔術翼賛会 (@sociopathic_day) April 1, 2020