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ダムを放流しないとどうなる?緊急放流する理由を分かりやすく解説!

 

台風19号の大雨を受け、神奈川県の相模原市にある城山ダムの貯水量が上限を超える可能性があるため、午後17時より緊急放流を実施すると発表しました。

現在は放流は見合わせれているためまだ緊急放流は行われていませんが、これから行われる可能性は十分にあります。

この緊急放流ですが、ネットを見ていると、なぜ放流するのかと疑問を感じている人がいるようです。

緊急放流をしないとどうなるのでしょうか?

今回は、

ダムを放流しないとどうなる?緊急放流する理由を分かりやすく解説!

と題しまして、ダムを放流しないとどうなるのか、緊急放流する理由を分かりやすく解説していきます!

ダムの役割

ダムを放流しないとどうなるのかを説明するためには、まずダムがどのような役割を担っているか知る必要があります。

ダムの主な目的は、大きく分けて治水(ちすい)利水(りすい)発電です。

治水は、大雨が降った時などに川の水が溢れないように川の流れる量を調節する役割です。

利水は、田んぼや畑などに水を送り届けたり、皆さんが必要な水を養子したりすることを言います。

発電はそこまで説明はいらないと思いますが、水力発電を行なっています。

 

ダムを放流しないとどうなる?緊急放流する理由を分かりやすく解説!

さて、ダムの役割を理解してもらったところで本題本題に入りますが、ダムを放流しないとどうなるのでしょうか?

その理由に迫っていきましょう!

上で、ダムの役割を説明しましたが、ダムの放流に関係するのは主に治水です。

ダムは川が溢れないように川の水の量を調節する役割を担っています。

大雨などの時は、川が氾濫しないように水を貯めておくポケットがあります。

しかし、大雨が降るとこれが上限に達してしまう可能性があるんです。

その状態で放流せずにキープしていると、最悪の場合はダムが決壊て流域に甚大な被害を与えてしまいます。

そうしないために、氾濫しない程度に放流するのが、本来の緊急放流です。

なので、今台風の影響を受けている地域のダムは決壊する恐れがあるということになります。

 

今まで引き留めていたが、もうこれ以上は無理だ!

という感じです。

ダムがなかったら、もうすでに多くの地域で氾濫していたかもしれません。

ダムがせき止めていてくれたから、避難する時間が作れた

とい認識の方が真実に近いでしょう。

それにも関わらず、ネットではダム放流に対して批判している人が多くいました。

 

洪水被害を受ける可能性があると勧告されている地域にいる方々は、いますぐに避難してください。

ダムが作ってくれた時間を無駄にしないでください!

 

 

まとめ

今回は、

ダムを放流しないとどうなる?緊急放流する理由を分かりやすく解説!

と題しまして、ダムを放流しないとどうなるのか、緊急放流する理由を分かりやすく解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

台風時の緊急放流は止むを得ない措置だということがお分かりいただけたでしょうか。

事前に放流しておけばよかったと言いますが、そんなことはないんです。

ダムはしっかりとその働きを全うしてくれています。

そのダムが「限界、、」と言っているんです。

皆さんはその意味を理解し、ご自身の命を守るために最善な行動をとってください!!