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Origami pay(折り紙ペイ)の88億円の資金調達方法と倒産の理由とサービスと返金はいつまで?

origami payが2020年6月30日にサービスを終了すると発表しました。いったい何が起こったのでしょうか?

その前にそもそもオリガミペイってお金を大量にGETしてましたよね。

オリガミの資金調達方法について

origami payは資金を調達する上で、ベンチャーキャピタルから資金を得ていたようです。

ベンチャーキャピタルはシード、シリーズA、シリーズB、シリーズCと投資判断が分かれています。重要なのは失敗しても返済しなくて良い借金じゃないよってことです。

簡単には以下のようになっています。

  • シード
    • 数百万円
    • 起業直後
  • シリーズA
    • 数千万円
    • 成長ステージ
  • シリーズB
    • 数億円
    • 経営が軌道に乗って成長開始
  • シリーズC
    • 数十億円
    • 黒字化、株式上場

それではOrigamipayはどのように資金を得ていたのか見てみましょう。

2012 2月 会社設立
5月 シード: 0.4億円を資金調達
2013 5月 シリーズA: 5億円を資金調達
2015 4月 シリーズB: 16 億円を資金調達
2018 9月 シリーズC: 66.6億円を資金調達(これまでの累計: 88億円)

2012年に起業し、アイデアが大変良かったのでしょう、設立3か月後には4000万円を調達しています。

当時は日本の景気はまさに底でしたので、投資してもらうのは本当に大変な時期なのですが、「アイデア」がいかに重要かを物語るものですね。

pay payの設立が2018年6月ですので、その6年も前に設立されています。

そして2013年、設立から1年後に一気に5億円を調達しています。

2015年に16億円を調達し、pay pay等競合が産声を上げたときに一気に66.6億円を調達しています。

ただし、資本金を確認しますと42.5億円ですので、約半分は資本金にはせずだったようです。

売り物は何?

商品の観点から見てみましょう。

2013年に5億円を調達する1か月前の4月に「Origami スマホコマースアプリ」をリリースしています。つまり、スマホ向けアプリを作成し、ラウンチしたところで一気に5億円を調達したわけです。

2015年4月に16億円を調達した半年後の10月、いよいよ「Origami Pay」をリリースします。

ビジネスモデルは、店舗各所に加盟店になってもらいorigami payを使ってもらったり、スマフォの送金に使ったりするわけです。この時に使用料を最大3.25%もらうという仕組みです。

ですので、加盟店を増やす為の営業拠点が必要になります。そこでオフィス拡大を確認してみますと、

大阪が2018年6月、福岡が2019年1月、名古屋が2019年3月と言う感じですので、設立から6年間は東京を中心にしていたことが分かります。

ここまでは順調だったようですが、資本割合がすでに上場社長持ち分50%を優に上回っていると予想できますので、当然資本注入した株主の意向に従う必要が出てきます。

誰が設立したの?

社長の経歴を確認してみましょう。

康井 義貴
代表取締役社長
1985年トロント生まれ。
トロント、ニューヨークで幼少期を過ごし、10歳から東京に在住。シドニー大学留学、早稲田大学卒業後、米大手投資銀行リーマン・ブラザーズでM&Aアドバイザリー業務に従事。その後、シリコンバレーの大手ベンチャーキャピタルDCM Venturesで米国、日本、中国のスタートアップへの投資を手掛ける。2012年、Origami(オリガミ)設立。一般社団法人キャッシュレス推進協議会理事、経済産業省 産業構造審議会商務流通情報分科会委員も務める。

なかなか素晴らしい経歴の持ち主ですね。おそらくリーマンショックで職を失い、そこからベンチャーを渡り歩き、先見の目を持って起業したというところでしょうか。

今後も是非頑張って行ってほしいと思います。1度や2度の失敗で諦めていてはいけません。

スタートアップの会社は博打みたいなものですので、今回の経験を生かせいていけば良いだけです。

ここで指摘したいのは、経歴が金融に尖がっていて営業、マーケティング力はどうだったのかという点です。ファイナンスの知識は多分にあったのでしょうし、M&Aアドバイザリですので資金調達の知識と経験はあったわけです。

それと、人間お金が入ってしまいますと気持ちも大きくなってしまいます。テレビ局TBSアナウンサーの古谷有美と付き合ってみたり、六本木ヒルズにオフィスを構えてみたりしちゃうわけですが、これは人間として仕方がないかもしれません。

古谷有美アナウンサーにはビジネスが傾きはじめた2019年秋にはふられてしまったようです。この時にはビジネスの行く末の嗅覚が働いていたのでしょうか。

彼女は今外資系30代のサラリーマンと同棲中です。悲しい感じですね。

破綻への道

pay payも実は大赤字ですので同様にOrigami payも大赤字でした。pay payは売上5億円で367億円の赤字、Origamiは2016年12月期が6億8900万円営業赤字、2017年12月期が13億600万円の赤字、2018年12月期が25億4400万円赤字と拡大し、2019年7~9月期決算で70億円の営業赤字でした。どうやらずっと赤字であることは同じのようです。

ただ、pay payは生き残っていますが、origamiはメルカリに買収されました。それは何故でしょうか。

paypayはバックにソフトバンクの孫さんがついているYahoooがいたからのようです。一方origamiは、シリーズCの調達先を確認しますと、SBIインベストメント、トヨタファイナンス、信金中央金庫、銀聯国際、クレディセゾン、日本ユニシス、ジェーシービー、大垣共立銀行、三井住友カード、DG Daiwa Venturesとなっていますので、1枚岩では無かったことが分かります。それと、銀行が多い為に夢博打事業ではなく、堅く毎月返済が欲しい企業群が多い印象を受けます。

宣伝広告、営業戦略で圧倒的なパワーをもつそソフトバンクグループに負けたというところでしょう。

できれば、資金力の有る間に、もっと高額で会社を売り抜けるべきだったのかもしれません。2018年6月に資金調達を行い、2020年1月破綻ですので1年半の間に調達資金を全て使い切り、メルカリに0円で買収されてしまいます。その2か月前、日本経済新聞は2019年11月に発表した「NEXTユニコーン調査」で、オリガミの企業価値を417億円と試算していました。

完全にキャッシュフローを見誤った結果と見て良いでしょう。しかしそうでもしないとLine Payやメルカリpay、pay pay等に勝てなかったのでしょう。

そして大きかったのが、セブンpayの問題でしょう。2019年7月に不正アクセスを受けた3か月後にサービスを終了してしまいます。ここで一気にXXpayの信用が地に落ちます。

それでも、加盟店は累計で19万カ所あり、200万人の会員がいましたが、メルペイが500万人(2019年10月時点)「PayPay」2500万人の、「LINE Pay」3690万人となっていました。

そして、2019年11月、この大手2社のLineとYahooの統合が発表されます。つまり、pay payとLine payが1つになるのですから、もはや、メルカリの傘下に入る以外に手は無かったのでしょう。Lineも実は339億円の赤字を出している状況でしたので台所事情は苦しいものがありました。

それでもLineは1兆1000億円で買収されています。折紙は0円なのに。。。。

結局、大資本で圧倒的な広告マーケティングと営業力を仕掛けてきた孫さんグループの圧勝に終わったわけです。

そんな孫さんもアメリカのWeworkでは1兆円の投資大失敗をしてしまうわけですので、なんとも難しいものです。

他に方法は無かったのか?

では、origami payが生き残る道はなかったのでしょうか?若しくは、もっと高額で売り抜ける方法は無かったのでしょうか?

思うに、方法はあったと思いますが、既に債務超過状態で、キャッシュが底をついていたので時間がなかったのと、高額で売却したとしても、株を多く所有していないのとS種優先株というベンチャーキャピタルが先に資金を回収できるモデルで資金調達を行っているため、社長のモチベーションも無かったのだろうと推測されます。それでも33.76%の株式をまだ社長は持っていたのですから粘っても良かったかもしれません。

ただ、それでも敢えて可能性を考えてみますと、資金ショートなのですから、早期にオフィスを家賃の安いところに移し、敷金保証金を回収します。もうなりふり構っている必要はありませんので雑居ビルのレンタルオフィスで良かったはずです。アプリは出来ていてサービスも開始されていますので、最低限の人員を残して全員解雇し、キャッシュアウトを防ぎます。

ただ、直近でもフィンテックの会合やらあったので、外面も大変綺麗に飾っていたのですから、心理的にも悔しいでしょうし、許せなかったのでしょう。泥水をすするような屈辱的な仕事環境は許しがたかったのかもしれません。

ただ、営業は完全歩合制や業務委託などにするなど、人情や感情ではなく心を鬼にして経営者は前に進む必要があります。

ただ、それでも広告費は必要ですし、もちろん厳しい可能性はありましたが、少なくともキャッシュアウトを防ぐ事で時間を稼ぐことは出来たのではないでしょうか。

若しくは冷静な判断もできない状況に陥っていた可能性もありますね。

6年間先にサービスをスタートさせていたのですから、もっと事前に全国対応で顧客を増やしておく必要と、失敗して2018年に撤退した英国事業進出などせずに日本で地道にユーザーを獲得しておくべきだった必要があったのでしょう。

ネットの反応は?返金はいつまで?サービスはいつまで?


実は、オリガミの失敗には資金をユーザーから集めていなかった点にもあります。

資金を集めていれば、銀行のように活用する方法もあったでしょうし、ユーザーのセグメントとターゲティングをきちんと行う事で色々とサービス展開できたはずなんです。200万人が1万円チャージしただけでも、100億円のお金が集まりますよね。これを年7パーセントで運営するだけでも年間7億円入ってきます。

返金はいつまでできるのかって確かにきになりますね。90日だそうです。急げ大変だ!!

4月28日にはサービス支払い停止だそうです。返金が6月30日までなんですね。

便利ですものね。ヘビーユーザーだったら悲しいですね。

まとめ

今回は折紙ペイをまとめてみました。
1人の未来有望な青年の1つのビジネスの勝負に関する栄枯盛衰でした。
その間にテレビ局アナウンサーとも付き合えたし、良かったのではないでしょうか?
またどこかで復活して頑張って欲しいなと思います。

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