アニメの第1クールが終了し、第2クールの制作が決定しているアニメ『推しの子』。絵柄の可愛さなどから小学生からも支持を受けているこの作品ですが、一方で「気持ち悪い」と言われることも少なくありません。
『推しの子』がなぜ気持ち悪いと言われるのか推しの子 考察も含めてご紹介していきます!
『推しの子』が気持ち悪いと言われる理由5選
『推しの子』が気持ち悪いと言われる理由は
- 16歳のアイドルの妊娠
- 主人公がすぐに死亡する鬱展開
- オタク2人が推しアイドルの子供に転生
- 赤ちゃんが大人びてて怖い
- 死亡シーンが怖い
の5つです。順番に解説していきます。
ちなみに、この『推しの子』は【週刊ヤングジャンプ】に連載されているあくまでも【青年向け漫画】です。作者・横槍メンゴさんが自身のTwitter(現:X)で、同作の低年齢層の読者に対し「過激描写もありますから親御さんのチェックやケアの元読んでいただけると安心」と注意喚起をしているほどです。
筆者の姪は小学生低学年で、内容は全くわかっていない様子でしたが、高学年になってきた時にこの『推しの子』をどう捉えるのか心配しています。
①16歳のアイドルの妊娠
本作のヒロインで、人気アイドルの星野アイが16歳で人気絶頂の際に妊娠したところから物語が始まります。
プロデューサーの斉藤壱護と共に主人公の雨宮吾郎(ゴロー、後のアクア)の勤め先である産婦人科にかかります。当初はその事実に戸惑うゴローですが、出産の事実を隠蔽してでも“アイドル”にこだわるアイの姿をみて、協力することを決意します。しかし、ゴローはアイの出産予定日当日、何者かによって殺害されてしまいます。アイは無事出産することはできましたが、ゴローはアイを妊娠させた相手も分からないままとなってしまいました。
若い子の妊娠を良しとしない、もはや気持ち悪いとも考える風潮があるため、『推しの子』への評価が最初から悪評、批判だったようです。
②主人公がすぐに死亡する鬱展開
『推しの子』の第1話では、星野アイと雨宮吾郎(ゴロー)がメインに話が進んでいきます。しかしアイはリアコファンに刺され、ゴローはストーカーにより崖に落とされ、第1話で主要人物2名が命を落としてしまっています。
このような鬱展開が繰り広げられ、なんとなくキラキラしたタイトルとのギャップに気持ちが悪くなってしまった方がいるのかもしれません。
③オタク2人が推しアイドルの子供に転生
星野アイのオタクである雨宮吾郎(ゴロー)と天童寺さりなは、1話で死亡して転生するとアイの双子(星野愛久愛海(通称:アクア)、星野瑠美衣(通称:ルビー))として生まれ変わります。このことから「結局転生ものの話か」とそこで読むのをやめた方も多いのかもしれません。しかも「オタクが推しのアイドルの子供になるなんて気持ち悪い」と考える人も少なくないでしょう。
④赤ちゃんが大人びてて怖い
アクアとルビーとして生まれ変わった、雨宮吾郎と天童寺さりなは2人とも前世の記憶を持った状態で生まれてきました。つまり、まさに「見た目は子供頭脳は大人」状態な訳で、まだ小さくて可愛らしい双子たちが「権利」や「必然」などといった難しい言葉を使う姿は、人によっては気持ち悪いと映るのかもしれません。
⑤死亡シーンが怖い
アクアとルビーの母親でトップアイドルの星野アイはアニメ第1話でストーカーのリョースケ君に家凸をされ腹部を刺され、アクア、ルビー2人の目の前で亡くなります。
推しであり母親のアイが殺され死亡してしまったこのシーンは心が痛み、アクアとルビーのダメージは計り知れません。あまりに衝撃的なシーンだった為、その先を読み進められなかった方も少なからず多かったのではと思われます。このように、しっかりと生々しく描かれている死亡シーンは見る手にとって気持ち悪いと感じられるのでしょう。
さらにアイが殺害されてからもSNSでは、「アイ嫌いだったから、へぇ、ふーんって感じ」とか「顔は良かったのになw」、「ストーカー男はアイに男がいることに気づいてたんだよ」「だとしたら刺されて死んだのもしゃーなしな所もある」等とコメントが飛び交う様子が描かれました。このSNSの惨状が現実的であまりにリアルで気持ち悪いと思った方が多くいたのではないでしょうか。
まとめ
今回は大人気漫画『推しの子』が気持ち悪いと言われる理由を探ってきました。アニメのエンディングを歌う女王蜂のアヴちゃん 性別にも注目は集まっていましたが、やはり内容が衝撃的ですよね。
先ほど記載した通り本作品は青年誌に掲載されているものなので、子供に見せる際は配慮してあげたいところです。