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マンガ

薬屋のひとりごとはなぜ2つ漫画がある?違いやどっちがいいか調査!




次にくるマンガ大賞2019にも選ばれた「薬屋のひとりごと」。

ツイッターでもトレンド上位に入るほど話題になっている作品なのですが、実はこの漫画、他の漫画とはちょっと違うんです。

何が違うかといいますと、原作である小説から2種類の漫画が同時に連載されているんです!!

これは個人的には他に例を見ないですね。

・スクエニから出版されている「ビッグガンガン」
・小学館から出版されている「サンデーGX」

この2種類の雑誌で連載されているのです。

 

なぜこのように2つの雑誌で連載されているのでしょうか。

今回は「薬屋のひとりごとはなぜ2つ漫画がある?違いやどっちがいいか調査!」と題しまして、薬屋のひとりごとはなぜ2つ漫画があるのか、また違いやどちらを読むべきなのか、お伝えしていきます!

 

薬屋のひとりごとって?

それではまず、「薬屋のひとりごと」について詳しく見ていきましょう。

この作品は日向夏(ひゅうが なつ)さん原作で、2011年に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始、人気が出たことから単行本として発売されました。

引用:http://megumimatsuda.com/works/book/996

こちらは単行本のイラスト。

漫画とはまた違ったイラストで素敵です。

 

そして、小説でも人気であったことから、2017年に漫画として連載が始まったのですね。

このお話は、架空の帝国を舞台に、王宮内で巻き起こる事件の謎を、官女である「猫猫(マオマオ)」が薬学の専門知識で解いていくというミステリー。

ファンタジー要素やラブコメ要素も入っており、いろいろな形で楽しめる作品となっているんです。

漫画だけではなく小説でも読んでみたいですね!

 

薬屋のひとりごとはなぜ2つ漫画がある?

それでは早速本題に入っていきましょう。

「薬屋のひとりごと」はなぜ2種類の漫画があるのでしょうか。

まず理由が気になりますよね。

同じ原作の漫画を連載しているということは、読者も分かれてしまうことになります。

通常の場合取れたであろう読者が分かれてしまうのは出版社にとって痛手なはずです。

なにか理由があるのでしょうか。

ネットで調べてみましたが、具体的な理由は見つかりませんでした

公式の発表はないようです。

なので、予想してみましょう。

僕が考えられた理由は以下の通りです。

 

話題作り

2雑誌同時連載なんて聞いたことありませんので、これはみなさんの興味を引きます。

実際、奥の方がこの疑問を持っていると思いますので、普通に連載するよりも多くの注目が集まります。

2つの漫画の比較なども当然されるので片方だけに注目が集まることはなく、winwinの関係が作れると考えたのかもしれませんね。

 

 原作が良すぎた

原作が良作すぎたというのも理由の一つかもしれません。

これほどまでの良作ですから、出版社の方はこの作品を読んで「漫画にしたら絶対に当たる!!!」と思ったのでしょう。

同時に2つの出版社がこの作品を見つけてしまたけど、どちらも譲らなかったなどの理由があるかもしれませんね!

僕が考えられたのは以上の2つの理由でした!

 

2つの漫画の違いは?

「薬屋のひとりごと」の2つの漫画の違いはあるのでしょうか。

片方ずつ特徴などをご紹介していきます!

 

「薬屋のひとりごと」(月間ビッグガンガン掲載)

まずはビッグガンガンの「薬屋のひとりごと」を見ていきましょう。

こちらはねこクラゲさんによる作画の薬屋のひとりごとです。

印象としては、「キャラが魅力的」という感じですかね。

出てくるキャラクターに女性の方が多いのですが、皆さん魅力的に描かれていました

女性特有の丸みを帯びた体つきをうまく表現できているなという印象です。

たしかに、画像を見てみると女性のキャラクターは可愛らしく見えますよね。

華やかな雰囲気というか、どこか明るい雰囲気というものを感じるのではないでしょうか。

 

僕が最も印象に残っているのは、阿多アードゥオというキャラのの表情の変化です。

阿多アードゥオ妃は、「男装の麗人」と称されるほどかっこいい女性として描かれていました。

しかし、阿多アードゥオ妃の話の最後、阿多アードゥオ妃が後宮を出るときに駆けつけてきた徳妃に顔を近づけるシーンがありました。

その時 青年のような凛々しい妃の顔が 母親の顔に見えた

今まではかっこいい男のような顔をしていた阿多アードゥオ妃が、このコマだけは本当にお母さんのように見えました!!

何度読んでも鳥肌が立ちます。

このように、キャラの魅力を最大限に表現しているのがビッグガンガン掲載の薬屋のひとりごとです!!

絶対に読んでみてください!!

 

「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」(月間サンデーGX掲載)

それでは次にサンデーGXの「薬屋のひとりごと」を見ていきましょう。

こちらの作画は倉田三ノ路さんという方が作画を担当しています。

こちらの方も少し読んでみました。

読んでいて違ったのは、まず当然ですが作画ですね。

画像を見てみると、ビッグガンガンよりも少しクールな印象を受けるのではないでしょうか。

「かわいい」よりも「かっこいい」という言葉の方が似合う作画のように感じます。

落ち着いている雰囲気でもありますね。

 

正直いうと、僕はビッグガンガン掲載の方が絵は好きですね。

先ほども述べましたが、キャラクターが魅力的だからです。

こちらは横顔などに違和感を感じるところがありました。

あとは眼ですね。

眼が死んでいるようなコマが比較的多かったです。

しかし、主人公の猫猫が嫌な顔をする時などはリアルに描かれていました。

好みが分かれるのかなと思います。

まあキャラのデザインにそこまで大きな違いはないので本当に好みで選んでもらうのがいいと思います。

 

また、ストーリー展開位の若干違いが感じられました。

こちらの方がサクサク物事が進みます

特に最初のおしろいの話なんかは一瞬にして終わってしまいました。

サクサク読み進めたい方はこちらの方がいいかもしれませんね!

 

 

薬屋のひとりごとはどっちがいい?

「薬屋のひとりごと」の二つの漫画の違いについてはなんとなく理解されたと思いますが、では実際にどっちがいいのでしょうか?

僕の意見としては、好みの方を読めばいいのかなと思います。

2種類の漫画が出ていますが、全く同じではなくそれぞれに良いところがあるんですよね。

 

作画もしっかりと楽しみたい ➡︎ ビッグガンガン
シンプルな作画で物語もサクッと楽しみたい ➡︎ サンデーGX

といった感じでしょうか。

 

個人的にはビッグガンガン掲載のものの方が好きです。

なので、僕はこちらの方を読むと思いますが、「絶対にこっち!」とは言い切れませんね。

試し読みをしてみて、選ぶのがいいかと思われます!!

 

ネットではどんな意見がある?

それではこの「薬屋のひとりごと」について、ネットの反応も見ていきたいと思います。

 

https://twitter.com/aaav3vigame/status/1320930061587935232

どちらかを読むと、もう一つの漫画も、そして原作も読みたくなるという方も多いようです。

もしかしてそれも出版社の戦略だったりして…?

https://twitter.com/runatink/status/1319596499504820224

同じシリーズのものを買わないと、話がおかしくなるという問題点もあるようです。

たしかに2種類出ていることを知らない方にとっては、想像もしていない罠かもしれませんね。

2種類とも買って読み比べてみるのも面白いかもしれませんね。

実際に読み比べている方も多いようです。

どちらもお話は面白いこと間違いなしなので、お好きな方を読んでくださいね。

 

まとめ

今回は「薬屋のひとりごとはなぜ2つ漫画がある?違いやどっちがいいか調査!」と題しまして、薬屋のひとりごとはなぜ2つ漫画があるのか、また違いやどっちがいいかについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

個人的にはビッグガンガンの方が好きですが、人によると思います。

作画重視の方はビッグガンガン、お話も作画もシンプルに楽しみたい方はサンデーGXがおすすめかもしれません。

「どっちがいいかな」と楽しめるのも、2種類の漫画が出ているこの「薬屋のひとりごと」ならではの楽しみ方かもしれませんね。

お話はどちらも面白くて大好評なので、どちらを読んでも楽しめると思いますよ!

次巻を読む際、違うシリーズを読まないようにだけ注意してくださいね。

ぜひ試し読みしてみてください!

また漫画だけではなく小説も読んで、さらに漫画と比べてみてはいかがでしょうか?