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役作りの体重変化がヤバすぎる!鈴木亮平の過去出演作5選

役作りの体重変化がヤバすぎる!鈴木亮平の過去出演作4選

気の弱い好青年から身の毛もよだつ残虐なヤクザまで、幅広い役柄を見事に演じる俳優・鈴木亮平さん。役柄によって体型を変える役者としても注目されていて、「和製ロバート・デ・ニーロ」とも言われています。

今回は、ストイックな役者魂で第一線を走り続ける鈴木亮平さんの、体重変化に注目してほしい作品を4つ紹介していきます。

ストイック俳優!鈴木亮平ってどんな人?

ここからは鈴木亮平さんについて簡単に紹介していきます。

  • 本名:鈴木亮平
  • 生年月日:1983年3月29日(2023年6月現在40歳)
  • 出身地:兵庫県西宮市
  • 身長:186㎝
  • 血液型:A型
  • 所属事務所:ホリプロ

中学生のころから役者を目指していた、鈴木亮平さん。大学生の時に演劇サークルに所属し、バイトをしながら芸能事務所に履歴書を送るなどしながら、本格的に活動を始めます。

背が高いという理由から、”友近亮平“名義でモデル活動をしていた時期もありました。地道な活動が実を結び、2006年のテレビドラマ『レガッタ~君といた永遠~』で俳優デビュー、2007年には『椿三十郎』で映画デビューを果たします。

なお、鈴木亮平さんは兵庫県出身で、小学6年生の時に阪神・淡路大震災を経験しています。ご自身の生活圏内の西宮市と比べて被害の大きかった神戸市の状況を見た際に「この景色を覚えておきなさい」と父親に言われた経験が、今の俳優業に活きていると語っているそうです。

外国語が堪能で世界遺産が大好き

鈴木亮平さんは、高校1年時にアメリカ・オクラホマ州に1年間留学。その後、難易度が高いと言われる東京外国語大学に入学して、英語を専攻し、英検1級を取得しました。

鈴木亮平 英語のレベルはかなり高く、海外記者からの質問にも流暢に受け答えをし、会場を沸かせたことも。英語のほかにはドイツ語も堪能で、高校生の時にドイツ語スピーチコンテストで優勝しました。

また、世界遺産に魅了された鈴木さんは「世界遺産検定1級」も独学で取得。得意分野を生かした書籍『鈴木亮平の中学英語で世界一周!』も出版されています。

変幻自在に操る体重!鈴木亮平の出演作品5選

鈴木亮平さんと言えば、役作りのために体重の増減をコントロールする実力派俳優としても有名です。ここからは、186㎝・75㎏のスラリとした自身のモデル体型を変幻自在に操った代表作品を紹介します。

1・映画『HK変態仮面』(2013年)

真面目で大人しい高校生が、両親から受け継いだ”変態“の力を受け継ぎ、悪と戦う同名漫画を、コメディ映画の巨匠・福田雄一監督が実写化。

鈴木亮平さんは、布一枚で大事な部分を隠しているものの、ほぼ全裸状態でパンツを頭にかぶる主人公・色丞狂介を演じました。主演決定後は、1年かけて元の体重から15㎏増量し、その後は脂肪をそぎ落として、筋肉を付けて撮影に挑んだそうです。鈴木亮平 筋肉の完璧な美しさが堪能できます。

ボディービルダーの鍛え方を参考にしながら、独学で作り上げた鈴木亮平 変態仮面は、大幅な体重増減を可能にする彼の記念すべき第1作目となりました。

2・ドラマ『天皇の料理番』(2015年・TBS)

日本一のコックを志して上京し、天皇の料理番にまで上り詰めた男を描いた、TBSの60周年記念ドラマ『天皇の料理番』。

鈴木亮平さんは、弁護士を目指しながらも病に侵され、夢を断念した、主人公の兄・周一郎を演じました。痩せ衰えていく体を表現するために食事制限を行い、最終的に体重は76㎏から56㎏へ。撮影に合わせて徐々に絞り込み、半年間で20㎏減量しました。

この役作りでは、空腹よりも、そこからくるイライラした気持ちなどのメンタル的な問題を耐えることが大変だったと語っています。

3・映画『俺物語!!』(2015年)

別冊マーガレットで連載された同名の少女漫画を実写化した、正義感が強く人望もあるゴリラのような熱血男子高校生が、痴漢に合っていた女子高生を助けたことから始まる純情ラブコメディです。

鈴木さんは主人公の剛田猛男を熱演。2メートル130キロの巨漢設定に近づけるため、時間があれば甘いパンを食べまくり、わずか40日で30㎏増量しました。また、柔道部の猛男になりきるため首を中心に鍛えて筋肉も補強。その熱い役者魂が、役柄にもピッタリとあてはまります。

4・大河ドラマ『西郷どん』(2018年・NHK)

NHK大河ドラマの主役に抜擢された、鈴木亮平さん。

180㎝・100㎏超の西郷隆盛を演じるために、自身の体重を約100㎏まで増量。1日4食の合間にドーナツを食べるという方法を実践し、筋肉というよりは脂肪が目立つ「相撲取り」のような巨体を見事に作り上げました。なんでも撮影前に早稲田大学相撲部の稽古に参加し、共に動いて食べているうちに程よい筋肉と脂肪が付いたそうです。

「西郷隆盛に近づくには同じような生活をすればよい!」と自ら考え動く、鈴木亮平さんのプロ根性に頭が下がります。

5・映画『孤狼の血 LEVEL2』(2021年)

同名小説が原作となっている白石和彌監督が手掛けた『孤狼の血』は、役所広司さん主演で2018年に映画化され、『孤狼の血 LEVEL2』はその続編として公開されました。主演の松坂桃李さんが演じる刑事と、鈴木亮平さんが演じる”悪魔”こと裏社会の組長・上杉の間で巻き起こる抗争が描かれています。

この作品での見どころは、鈴木亮平さんのその「恐ろしさ」。徹底的に悪役としてストイックに役作りをし、外見を作り込んでいます。怖さを際立たせるため、少し尖った耳が強調されるようにもみあげがない髪型にしてみたりと、自分なりにアイディアを盛り込んだそうです。

今回の役作りは、体重の増減という訳ではありませんが、全く別人と思わせるほどの豹変ぶりにさすがと思わされます!

鈴木亮平さんは、肉体的にも精神的にも役作りを重ねる上での負担も大きいにも関わらず、ある取材で以下のようなコメントをしています。

やっぱり一番好きなことを仕事としてやらせていただいているのに『この辺でいいや』というのは、僕には出来ない。もちろん制作スケジュールなどさまざまな事情での限界はありますから、その範囲の中で出来る限りのことをやる。それが出来ないなら引き受けるべきではないと思います

まとめ

今回は、役作りのために体重を変化させることをいとわない俳優・鈴木亮平さんの代表作品を紹介しました。これだけの大幅な体重変化は精神的にかなりきつく、体を壊さないかなと心配になりますが、それを感じさせない姿に魅了されますね。鈴木亮平さんのプロ意識の高さ、見習いたいものです!

今後の鈴木亮平さんの役づくりにも注目しながら、引き続き応援していきたいですね。