アニメ「SPY×FAMILY」や映画「先生の白い嘘」などのタイアップソングを歌う歌手、yamaさん。素性を明かしておらず、性別すら分からない歌手として話題になっています。
今回はyamaさんの性別や顔出ししない理由などについて調査しました。
yamaの性別は不明
yamaさんは歌手として活動するにあたって、自身の素性を明かしていません。性別は不明となっています。「不明といったって、声なり容姿なりで分かるのでは?」と思う人もいるかもしれませんね。yamaさんは、例えばミュージックステーションなどの音楽番組に出演していますし、実際に姿も現しています。ただ、その際にも顔をマスクで隠して出演しており、yamaさんの見た目からは性別が分からなくなっています。
どちらか予想する声はあるものの……
そのミュージックステーション出演時には「喉仏がない」ように見えたことや、他の身体的特徴から「女性ではないか」と予想する声が多く上がりました。そうでなくとも、そもそもの歌声がかなり女性寄りです。
とはいえ、女性のような声で歌う男性もいますし声も身体も人それぞれ。現状yamaさんの性別がどちらか断定することはできません。本人が明かしたくないと考えているのであれば、あまり追求するのも野暮な気もしますね。
yamaが顔出ししない理由は?
yamaさんは「自分のパーソナルな部分を明かしてしまうと、聴く側にとって邪魔な情報になってしまう」と考えており、それが素性を明かさない、つまり顔出ししない理由のようです。
こだわり抜いて作った作品には自信を持ちたいというyamaさん。自分自身の素性で作品の邪魔をしたくない、自分にとって何よりも尊い作品を傷つけたくない、作品と自分をつなげて観たり聴いたりしてほしくないという思いから、素性を明かさないことは最初から決めていたのですね。
yama、これまで“明かしてこなかったこと”を語るーシンガーとしての挫折から、クリエイターらとの制作エピソードまで – Real Sound|リアルサウンド
自己肯定感の低さも一因
「自分に自信がない」ことも素性を明かしていない理由の一つなのだとか。寧ろ本人はそれが「一番大きな理由」と語っています。
子供の頃から歌うことが好きだったyamaさんですが、周りが褒めてくれるので「自分の実力を過信した」時期があったらしく、ある時周囲の大人に「あなたよりも才能のある人はたくさんいる」とそのことを指摘されてしまうという出来事があったのだとか。この出来事が自己肯定感低下の要因の一つとなっており、後にyamaさんは「自分じゃなくてもいい」と歌うこと自体が億劫になってしまうこともあったそうです。
yamaの経歴
yamaさんは中学生の時に宅録でいわゆる「歌ってみた」の制作を開始。2018年には実際にYouTubeに動画を投稿するようになり、2019年には3人組音楽ユニットBINを結成しました。2020年、ボカロPのくじらさんとのタッグでオリジナル楽曲「春を告げる」をリリースしてソロアーティストとしての活動を開始、同楽曲はストリーミング累計再生回数1億回を突破する大ヒット曲となりましたよ。
人気アニメや映画などのタイアップを続々担当
「Oz.」(「王様ランキング」ED)、色彩(「SPY×FAMILY」ED)、「slash」(「機動戦士ガンダム 水星の魔女」OP)といったアニメのタイアップ曲や「くびったけ」(「線は、僕を描く」)、「独白」(「先生の白い嘘」)といった映画の主題歌など、タイアップ曲を続々担当しています。
yamaさんの楽曲は先述のくじらさんなど別の方から提供されているものも多いですが、一方でyamaさん自ら作詞作曲を手掛けている楽曲も複数ありますよ。
最後に
今回はyamaさんが顔出ししない理由などについて紹介しました。確かに性別を明かしていないyamaさんですが、あくまで顔などの素性を隠す一環で性別も明かしていないだけで特別性別を隠すことを重視しているという印象は受けませんでした。yamaさんのこれからの活躍にも要注目です!