アニメ「SPY×FAMILY」や映画「先生の白い嘘」などのタイアップソングを歌う歌手、yamaさん。素顔を一切明かさず、性別すら分からない謎多き歌手として話題になっています。

谷絹茉優 性別など他のアーティストの性別が注目されることもありますが、yamaさんの場合は本名や年齢なども含めて全てが謎に包まれているんです。

今回はyamaさんの性別や顔出ししない理由、そして仮面の秘密などについて徹底調査しました。

yamaの性別は不明

yamaさんは歌手として活動するにあたって、顔出しせず自身の素性を明かしていません。yama の素顔はもちろん、性別すら不明となっています。「不明といったって、声なり容姿なりで分かるのでは?」と思う人もいるかもしれませんね。

yamaさんは、例えばミュージックステーションなどの音楽番組に出演していますし、実際に姿も現しています。ただ、その際にも顔をマスクで隠して出演しており、yamaさんの見た目からは性別が分からなくなっています。

どちらか予想する声はあるものの……

そのミュージックステーション出演時には「喉仏がない」ように見えたことや、他の身体的特徴から「女性ではないか」と予想する声が多く上がりました。そうでなくとも、そもそもの歌声がかなり女性寄りです。

とはいえ、女性のような声で歌う男性もいますし声も身体も人それぞれ。現状yamaさんの性別がどちらか断定することはできません。本人が明かしたくないと考えているのであれば、あまり追求するのも野暮な気もしますね。

yamaの素顔は非公開!でも本名がバレてる?

yama の素顔は現在も一切公開されておらず、本名や年齢といった基本プロフィールも公式には明かされていません。ただ、ファンの間では音楽ユニット「BIN」での活動やSNS上の情報から「本名は山上ではないか」「年齢は20代後半では」といった推測が広がっているんです。

ここからは信憑性の高い情報をもとに、プロフィールに迫っていきますね。

本名は「山上」が有力説の理由

yama の素顔とともに謎に包まれている本名ですが、有力な手がかりが存在します。yamaさんが所属する音楽ユニット「BIN」の公式クレジットでは、ボーカルが「山上」と表記されているんです。

芸名「yama」も苗字山上(yama-gami)の読みから取ったと推測するのが極めて自然で、ファンの間では実質的な答え合わせとして受け止められていますよ。

ただし、yamaさん本人が「山上です」と公式に名乗った記録はなく、法的な本名としては未確定である点に注意が必要です。

気になる年齢は?

年齢も公式には非公開ですが、ファンの間では「1996年8月19日生まれ」という情報が有力視されています。根拠としてはyamaさんの公式X(旧Twitter)で8月19日に誕生日を祝うリプライが寄せられていることや、検索サイトで「1996年生まれ」と表示されることが挙げられますよ。

この情報が正しければ2025年現在で28歳~29歳となり、歌声の成熟度や2018年からの活動歴を考えても矛盾はありません。ただし、ソニーミュージックの公式プロフィールには生年月日の記載がなく、あくまで推測情報である点には留意が必要です。

身長差10cm以上!yama の素顔と音羽は別人説

この噂が浮上したのは、音羽さんがフォーエイトを脱退した時期とyamaさんの活動開始時期が近かったことが発端です。両者とも中性的でハスキーな歌声を持ち、yama の素顔を隠す仮面スタイルと音羽さんが顔の一部を隠していた時期が重なって見えたことも噂を加速させました。

しかし、yamaさんは2021年にInstagramで音羽さんとの同一人物説を明確に否定しています。身長差が10cm以上あることや、音羽さん本人もyamaさんの楽曲を応援していることから、互いに独立したアーティストとして活動していることは明らかです。

yamaが顔出ししない理由は?

yamaさんは「自分のパーソナルな部分を明かしてしまうと、聴く側にとって邪魔な情報になってしまう」と考えており、それが素性を明かさない、つまり顔出ししない理由のようです。

こだわり抜いて作った作品には自信を持ちたいというyamaさん。自分自身の素性で作品の邪魔をしたくない、自分にとって何よりも尊い作品を傷つけたくない、作品と自分をつなげて観たり聴いたりしてほしくないという思いから、素性を明かさないことは最初から決めていたのですね。

参考サイト: Real Sound

自己肯定感の低さも一因

「自分に自信がない」ことも素性を明かしていない理由の一つなのだとか。寧ろ本人はそれが「一番大きな理由」と語っています。

子供の頃から歌うことが好きだったyamaさんですが、周りが褒めてくれるので「自分の実力を過信した」時期があったらしく、ある時周囲の大人に「あなたよりも才能のある人はたくさんいる」とそのことを指摘されてしまうという出来事があったのだとか。

この出来事が自己肯定感低下の要因の一つとなっており、後にyamaさんは「自分じゃなくてもいい」と歌うこと自体が億劫になってしまうこともあったそうです。

仮面の秘密を解説!yama の素顔を隠す哲学とは

yamaさんといえば、音楽番組やライブで必ず着用している仮面が印象的ですよね。この仮面は単なるビジュアル演出ではなく、yama の素顔を隠しながら「作品と自分を切り離したい」という哲学を体現するアイテムなんです。

実は仮面には複数のバリエーションがあり、楽曲の世界観や出演する場面に合わせて使い分けられていますよ。ここからは仮面の種類や製作者について詳しく見ていきましょう。

白・黒・般若!シーンで使い分ける4種類の仮面

仮面には複数のバリエーションが確認されています。最も象徴的なのは白を基調としたもので、THE FIRST TAKEやミュージックステーションなど主要な出演時に着用されていますよ。

一方で黒い仮面も存在し、楽曲の世界観に合わせて使い分けられています。さらにライブでは般若をモチーフにした特別仕様も登場し、ファンを驚かせました。白い仮面も細部のデザインが異なる複数バージョンが存在し、シーンごとに最適な演出を生み出しています。

King GnuやVaundyも手掛ける快歩が製作

この象徴的な仮面を製作しているのは、特殊メイクアーティストの快歩(かいほ/KAIHO)さんです。快歩さんはKing GnuやVaundyなど数多くのトップアーティストの特殊メイクを手掛ける、業界で注目の若手クリエイターですよ。

仮面はyamaさんの顔の骨格に合わせて精密にオーダーメイドされており、歌唱時の発声や呼吸を妨げない軽量設計が施されています。快歩さんとのコラボレーションは、yamaさんの世界観を視覚的に表現する重要な要素となっているんです。

yamaの経歴

yamaさんは中学生の時に宅録でいわゆる「歌ってみた」の制作を開始。2018年には実際にYouTubeに動画を投稿するようになり、2019年には3人組音楽ユニットBINを結成しました。

2020年、ボカロPのくじらさんとのタッグでオリジナル楽曲「春を告げる」をリリースしてソロアーティストとしての活動を開始、同楽曲はストリーミング累計再生回数1億回を突破する大ヒット曲となりましたよ。

人気アニメや映画などのタイアップを続々担当

「Oz.」(「王様ランキング」ED)、「色彩」(「SPY×FAMILY」ED)、「slash」(「機動戦士ガンダム 水星の魔女」OP)といったアニメのタイアップ曲や「くびったけ」(「線は、僕を描く」)、「独白」(「先生の白い嘘」)といった映画の主題歌など、タイアップ曲を続々担当しています。

yamaさんの楽曲は先述のくじらさんなど別の方から提供されているものも多いですが、一方でyamaさん自ら作詞作曲を手掛けている楽曲も複数ありますよ。

出典:yama

最後に

今回はyamaさんの素顔を公表しない理由や性別、年齢などについて紹介しました。yama の素顔はもちろん、本名や性別といった基本プロフィールも一切明かされていませんが、その神秘的なスタイルこそがyamaさんの魅力の一つといえるのではないでしょうか。

「作品と自分を切り離したい」という哲学のもと仮面を着用し素性を隠していますが、特別性別を重視しているわけではなく、あくまで素性を隠す一環として性別も明かしていないという印象です。

音楽ユニット「BIN」での活動や数々のタイアップ曲など、多彩な表現を続けるyamaさんのこれからの活躍にも要注目ですね!