まだまだ寒い日が続いていますが、２月に入ると暦ではもう春となります。今年の立春は２月４日。その前日の２月３日が「節分」となります。

「節分」は本来「季節を分ける」という意味があり、春夏秋冬関係なくその季節が始まる前日のことを指します。そのため、本当は年に４回あるのですが、現在の日本では立春の前の日だけ「節分」と認識している人が多いようです。

Contents

節分といえば？
基本情報
イベント詳細

節分といえば？

節分といえば、豆まき。

みなさんも小さいころ家で「鬼は外ー！福は内ー！」と言いながら豆を撒いたのではないでしょうか。

そんな豆まきですが、子供がある程度大きくなってくるとほとんどの家庭では行われなくなります。もう何年も豆まきをしていないという人も多いのではないでしょうか。

豆まきは、子供のイベントという認識が強いのです。

しかし、大学生や大人でも楽しめる豆まきイベントがあるのはご存知ですか？

毎年、全国の神社で豆まきイベントが行われます。

厄除けの儀式等のあと舞台上から豆まきが行われ、その豆は厄難を払ってくれたり、福を招いてくれたりする効用を持っていたりするので、毎年多くの方々がそのご利益を得ようと参加します。

今回は、全国の豆まきイベントの中でも有名な「増上寺節分追儺式」について、ご紹介します。

増上寺節分追儺式

基本情報

日時
2019年2月3日　11：30頃〜13：00頃
開催場所
大本山増上寺　大殿前特設舞台
アクセス
●JR線・東京モノレール　浜松町駅から徒歩10分
●都営地下鉄三田線　御成門駅から徒歩3分、芝公園から徒歩3分
●都営地下鉄浅草線・大江戸線　大門駅から徒歩5分
●都営地下鉄大江戸線　赤羽橋駅から徒歩7分
●東京メトロ日比谷線　神谷町駅から徒歩10分
公式サイト
増上寺公式 HP

イベント詳細

「増上寺節分追儺式」は、毎年節分の日に行われる増上寺の豆まきイベントです。

裃を着た年男年女の方々や、手作りの色鮮やかな裃を身につけた可愛いらしい明徳幼稚園児たち、狆クラブの愛犬たちが境内に集まり賑わいます。

特設舞台上では、年男年女や各界・芸能人ゲストの方々による豆まきが行われます。

この「増上寺節分追儺式」は諸々の厄難を払い、福を招くとされていて、毎年多くの人が参加します。

豆をもらう側としての参加ももちろん素晴らしいですが、増上寺では一般の人々から『特別年男・特別年女』を募集しています。

豆を投げる側になることができる貴重な機会ですので、ぜひ申し込んでみてください！

下記のPDFファイルをダウンロードして、FAXでお申し込みください。

『特別年男・特別年女』申し込み書ダウンロード

※参加料(冥加料) 30000円(厄除祈願札・福桝福豆・お赤飯付き) 、先着150名。詳しくは、申込書をご覧ください。

当日のスケジュール

11：30頃～お練り行列

丹漆の三解脱門を背景に、古式豊かに裃をつけた年男年女の方々、手作りの色鮮やかな裃を身につけた可愛いらしい明徳幼稚園児たち、狆クラブの愛犬たちが行列を作り境内を練り歩きます。
家康公ゆかりの仏様「黒本尊」前にて厄除祈願の後、特設舞台上にて豆まきが行われます。

11：45頃～餅つき
特設舞台上でみこし講の皆さんによる餅つきが行われます。ここでできた餅は小さく分けて福餅として参拝者に投げられます。

12：10頃～　鬼問答
餅つきに続いて特設舞台上で「鬼問答」が行われます。これは、増上寺の僧侶に連れられた幼稚園児が鬼に向かって豆を撒き、鬼を退治するというもので、他のお寺ではあまり見ることができない珍しいイベントなので、ぜひ足をお運びください！

12：30頃～　豆まき

「増上寺節分追儺式」の目玉イベントである、厄払い開運の豆まき。角界・芸能人が特設舞台上から豆を撒きます。
増上寺の豆は当たりくじが付いていて色々な賞品がもらえるため、たくさんの人が詰め掛けます。また、豆だけでなく、お餅やお菓子、キャンディ、ポケットティッシュ、カイロなどさまざまなものも袋詰めされているので、小さなこどもから大人まで、あらゆる層の方々が楽しむことができます。