総裁選筆頭候補高市早苗は増税派か
女性初の総理大臣は増税を予定しているのか
今月末に近づいた自民党総裁選ですが
大本命候補は女性初の総理を目指す高市早苗さんと言われています。
なんと、高市早苗さんは増税派らしく、すでに増税を恐れた声がネットには溢れています
では高市早苗さんの増税案とはどういったものなのでしょうか
高市早苗さんの政権構想
高市早苗さんは、財政出動を大きく行うとしたうえで、
大企業への課税の強化と金融所得税制の強化を2つ軸にしているそうです。
大企業の課税強化とは、
企業が利益を従業員や株主に還元せず、自分のお財布に入れたままにする内部留保をしすぎたとして、この内部留保吐き出しのために、行う政策だとしています。
また金融所得税制の強化とは、
「マイナンバーを活用して金融所得(配当所得と譲渡益)を名寄せして、50万円以上の金融所得の税率を現状の20%から30%に引き上げると、概ね3,000億円の税収増になります。2021年度(予算)の配当所得と譲渡益に係る財務省資料の数字を基に試算です。」
ざっくり説明すると、マイナンバーで、株式に関する情報を統合し、持っている株に配当される配当金と、持っている株を売却した時にでる利益にかかわる税率を20パーセントから30パーセントに引き上げる
というのです。
なんと税率を10パーセントあげると言っています。
すごいインパクトですよね。
私は投資していないから正直わからないという人も多いと思うのですが、
富裕層や投資家にすると税金が数千万レベルでアップしていまう人もいるくらいの打撃です。
この課税強化の背景には、
投資で稼げることが浸透しすぎると、リスクをとって新しい起業をしてみようという人が減るから抑制すべきだ
という考えが高市早苗さんにはあるそうです。
確かに、最近の投資系のYouTube番組をみていると、数百万円の種銭をつくり、それをコツコツ運用して、1億作ってFIREしよう!!という路線の番組が増えています。
働かずに、お金の運用をしてのんびり暮らそうよという思想が流行っていて多くの人の心を動かしているようです。
確かに、日本人はマネー知識がないといわれていますが、その代わり、面倒な仕事も、つまらない作業もコツコツとやることが日本人は得意なのだと思います。
それが投資最高💛となってしまうと、日本の繁栄をささえたものづくりなどの風土がなくなってしまうのかもしれません。
自分の子供が、勉強なんてばからしい 俺は、投資を極めるぜ、とずっとパソコンの前に座っていたら確かに不安になりますよね
コツコツ勉強したり努力したりすることを軽視する人がたくさんでてきたら、国としては困るというわけです。
高市早苗さんは格差社会を是正しようとしている
さらに、この考えの背景には、格差を是正したいという考えがあるそうです。
ロックダウンにより、貧困になった人、さらに投資や補助金でお金を増やした人鮮明にわかれましたね。
日本は一億総中流と言われましたが、実はそれは昔の話で、貧困層と富裕層の格差は拡大しています。ロックダウンのさなか、ブランド品を買いあさる富裕層がいる一方で、アルバイトが無くなるなど日々の生活の糧をなくした人もいました。
これを治したいというのが、高市早苗の考え方。
現在の富裕層にたくさん課税して、昔のように中流の人たちをたくさん作るのを目的としているのです。
高市早苗は保守系政治家
高市早苗さんは、いわゆる保守系の人です。
ざっくりいうと、少し前の伝統的な日本が良かったよね、昔に戻したいよねという考え方です。
夫婦別姓にも明確に反対しています。
今回の増税も、富裕層狙いうちです。富裕層から貧困層にお金を移動させて、みんな中流の日本を取り戻したいと思っているのです。
そんな高市早苗さんの収入についてはコチラ
自民党をあやつる二階幹事長の収入についてはコチラ