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台湾同性婚合法化の日本への影響は?国際同性結婚はできる?

 

台湾の立法院は17日、同性婚を合法化する法案の採決を行い、賛成多数で可決しました!

この法案は、同性カップルが「排他的で永続的なパートナーシップ関係」を築き、「婚姻届」を政府機関に提出することを認める内容となっています。

同性婚合法化はアジアで初めてなため、アジア各への影響は小さくないと思われます。

今回は、台湾での同性婚合法化の日本への影響は、また国際同性結婚は認められるのかについてお伝えしていきます!

 

台湾同性婚合法化の日本への影響は?

台湾の同性婚合法化の日本への影響はあるのでしょうか。

上でも述べましたが、今回、同性婚の合法化はアジア初の出来事となりますので、アジアの国々への影響は大きいと考えられます。

日本も例外ではありません。

近年の同性婚についての考え方は大きく変わってきており、日本でもその風潮は見られます。

日本では、最近だと2019年の2月14日のバレンタインデーに同性婚を求める訴訟がありました。

しかし、同性婚は未だ認められていません。

日本国憲法第24条1項に、

婚姻は、両性の合意のみの基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない

記されています。

この中の「両性」という言葉が「男性」と「女性」のことを表しているというのが一般的な解釈となっておるため、日本では同性婚が認めされていません。

しかし、「両性」というのが「異性」を意味するのか、「二つの性」を意味するのかで解釈が変わってきます。

前者であれば今まで通り同性婚は認められませんが、後者の場合同性婚も認められることになります。

しかし、実際に現在同性婚は認めらていませんので、前者の解釈が正しいとされています。

しかし、これに対して「法の下の平等」や「個人としての尊厳」、「幸福追求」と矛盾しているではないかという意見もあります。

今のままだと、同性愛者が婚姻という権利を剥奪されている形になっているからです。

これからも議論は続いていくと思いますが、今回の台湾での同性婚合法化を受けてまたこの議論に拍車がかかると思います。

日本での同性婚合法化に少し近づいたのではないでしょうか。

 

台湾同性婚合法化を利用して国際同性結婚はできる?

台湾では同性婚が合法化されましたが、これを利用して日本人が台湾人と国際同性結婚をすることはできるのでしょうか。

結論から言いますと、日本人は台湾人との国際同性結婚はできません

台湾では結婚する二人の国籍が違う場合、「出身国の婚姻制度の基づく」とされています。

なので、台湾人が日本人と国際同性結婚をしようとすると、日本の婚姻制度が適用されるため同性国際結婚はできないんです。

この国際同性結婚に関する問題を解消するために引き続き討論はされているようですが、いつ実現するかは分かりません。

日本で同性婚が認められれば解決する話でもあるので、国内、国外両方の状況について注目しておきましょう。

皆さんの反応

 

今回の台湾での同性婚合法化に対する皆さんの反応を見ていきましょう。

皆さん今回の台湾での同性婚合法化については、賛成しているようです。

また、日本もこれに続いて欲しいという声が多かったです。

もう結婚は異性とだけという考えは古いのかもしれませんね。

これから日本ではどうなっていくのか、楽しみですね。

まとめ

 

今回は、台湾の同性婚合法化の日本への影響、これを利用して日本人は国際同性結婚ができるのかどうかについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

これから次々とアジアの国々で同性婚が認められたら、さすがに今まで反対してきた日本人の方々も考え直さざるを得ないと思います。

日本でも同性婚が認められる日を待ち望んでいます。