日本が韓国を「ホワイト国」から除外することを発表したことをきっかけに韓国人たちが憤り、デモを起こすなどの騒動が起こっています。
どうやらかなり大きな問題となっているようです。
しかし、みなさんはこう思いませんでしたか?
なんで日本は韓国をホワイト国から除外するの?
ぼくはこのような疑問を持ったのですが、いかがでしょうか。
今回は、
韓国をホワイト国除外する理由はなぜ?日本と韓国への影響も解説!
と題しまして、日本が韓国をホワイト国除外する理由はなぜなのか、また韓国をホワイト国から除外することによる日本と韓国への影響についてお伝えしていきます!
韓国をホワイト国除外する理由はなぜ?
そもそも「ホワイト国」とは?
日本が韓国をホワイト国から除外する理由はなぜなのでしょうか。
この理由について考えるには、まずホワイト国がそもそもどのような意味なのかということを正しく認識しておかなければなりません。
ホワイト国とはどのような意味なのでしょうか。
経済産業省によりますと、「大量破壊兵器を拡散する恐れがないことが明白」である国を指しているとのことです。
とても簡単に言い換えますと、「日本が信用していて輸出の手続きを簡略化している国」という感じになります。
大量破壊兵器を拡散することがないという信用を置いている国を「ホワイト国」というのですね。
韓国をホワイト国除外する理由はなぜ?
では、なぜ日本は韓国をホワイト国から除外するのでしょうか。
その理由を簡潔に言いますと、「韓国企業の脇の甘さを懸念したから」という感じになります。
これだけだと抽象度が高いのでどういうことかわからないと思いますので詳しく説明しますと、
大量破壊兵器や生物化学兵器などの製造に転用可能な物資が、シリアやイランといった北朝鮮の友好国へ不正輸出されていたことが分かったのです。
しかも一回などではなく、繰り返し輸出されていました。
判明したものだけでも142件もの不正輸出があったので、実際にはこれ以上の不正輸出が行われた可能性があります。
政府は安全保障のために国内の輸出管理体制の見直しをはかり、今回の決定を下すに至りました。
日本は韓国に対して「姿勢転換」する猶予を1ヶ月与えましたが、それでも韓国は猛反発してきました。
反省の色がなかったということです。
このまま武器に転用可能な物資を韓国に輸出し続けた場合、それらの物資は他国を回って北朝鮮に回ってくると考えられます。
それらを元に北朝鮮が兵器を作った場合、日本は危害を加えられる可能性があります。
これは放っては置けないですよね。
韓国の輸出管理の体制が変わらない限りはホワイト国除外はやむを得ないのかなと思います。
ホワイト国除外されるとどうなる?日本と韓国への影響を簡単に解説!
ホワイト国の定義についてはなんとなく理解できたかと思いますが、ではホワイト国除外されるとどうなってしまうのでしょうか。
ホワイト国から除外されるということは、簡単に言えば「私たちはもうあなたがたの国を信用していません」と公言するということに等しいです。
大量破壊兵器を拡散する可能性がある国として認定するのです。
なので、武器や兵器の材料として使える可能性があるものなどの輸出を制限するということになります。
日本の経済産業大臣は、今回の韓国のホワイト国からの除外は日韓関係に影響を与えることは意図していないと言っています。
しかし、韓国側の認識とは程遠かったのです。
観光側はすぐさま会見を開き、対抗措置を取ることを表明しました。
国民の反日感情を煽るようなことも行い、日本大使館前ではデモが行われ、日本製品不買運動もさらに広がるかと思われます。
こうなってくると、日韓関係に影響を与えないというのは言えなくなりますよね。
日本への旅行をキャンセルしたらホテル代が半額になるなどの半日イベントを行う企業も出てくるとのことです。
ホームステイやスポーツイベントなども中止・延期になっているようです。
日韓関係は悪化するばかりですね。
日本での報道を見ていると韓国が一方的に悪いというような認識になってしまいますが、これはバイアスがかかってるかもしれませんね。
もう少し客観的に事実を見て、今の状態を確認する必要がありそうです。
今後、日米韓による外相階段が行われる予定なので、アメリカが仲介に入る可能性がありますが、それまでに解決するのは難しいかもしれません。
まとめ
今回は、
韓国をホワイト国除外する理由はなぜ?日本と韓国への影響も解説!
と題しまして、日本が韓国をホワイト国から除外する理由はなぜなのか、またホワイト国から除外したら日本と韓国にどのような影響があるのかについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の件で日本と韓国の間の溝がさらに深まってしまいました。
韓国人の反日感情もましたかと思います。
しかし、安全保障の観点から見るとこれは止むを得ない選択だったのかなと思います。
今後の動きに注目しておきましょう!