今回、第162回芥川賞に選ばれた小説家・古川真人さん。
小説家という職業は、いくらもらえるのか気になるところではないでしょうか。
会社務めしているわけではないなら、収入はどのくらいなのか、年収は?
気になるところはたくさんありますよね。
そして小説家いうと、売れると本人に入る印税も実際どうなのでしょうか?
今回は古川真人さんの年収・収入、印税額を中心に、彼の経歴についても紹介していきます!
ご期待くださいね!
芥川賞・古川真人の年収と収入はいくら?
古川真人さんの年収や収入はいくらなのでしょうか?
実は、小説家の年収や収入は簡単には調べられません。
というのも、本が売れないとその分印税が入ってこないので、年収は〇〇万円!と断言はできないのです。少なくとも古川真人さん本人が公開しない限りは、わかりません。
ちなみに新人の小説家の場合、年収100万円あれば良い方だといわれています。中堅の小説家だと、年収300万円程度、人気小説家ともなればそれ以上稼いでいます。
しかし古川真人さんは今回の受賞以前にも候補に上がるほど名前や作品は知られていますので、新人というよりは中堅あたりと言えますね。
そうなると、あくまで推測ですが年収は300万円程度と思われます!
小説家の気になる印税額とは!?
小説家が収入を得るには、原稿料と印税、執筆以外の活動が主となります。
ここで気になるのが印税ですね。
印税というのは、本が売れた場合にその本の販売額の10%程度のことですが、出版社とどのような契約を結んでいるのかによっても多少差があります。
もし古川真人さんが10%で契約しているなら、1冊1,000円の本の場合は100円の印税で、3000部売れた場合は30万円の印税が入ることになりますよ。
ただ印税は作品が売れないと意味がありません!今回芥川賞受賞したことで、話題となり多くの人が購入することを考えると、3000部なんて余裕で越す可能性もありますね!
芥川賞作家の仲間入り!古川真人のプロフィール
今回めでたく芥川賞作家となった古川真人さん。
彼の経歴はどのようなものか見ていきましょう。
- ペンネームが古川真人(本名不明)
- 1988年7月29日の31歳
- 福岡県福岡市出身の神奈川県横浜市在住
- 最終学歴は國學院大学文学部中退
そして古川真人さんのデビュー作から今作品までの詳細はこちらです。
2016年デビュー作 | 「縫わんばならん」 | 第48回新潮新人賞受賞 第156回芥川賞候補 |
2017年 | 「四時過ぎの船」 | 第157回芥川賞候補 第31回三島賞候補 |
2019年 | 「ラッコの家」 | 第161回芥川賞候補 |
2020年 | 「背高泡立草」 | 第162回芥川賞受賞 |
今回受賞するまでに3作品がノミネートされていますが、小説家になるまでも時間がかかっています。大学をやめてから、6年間は特別仕事もしないで過ごしていたんだそうです。
その後、小説家デビューしましたが、小説家でもそう簡単に賞を取れるわけではありません!芥川賞や他の賞でも、小説家にとっては取りたい賞です。
実際、古川真人さんは「芥川賞は取りたくないけど、取らないといけない関門」と語っているので、それだけ取りたかった賞なのでしょうね!
まとめ
今回は、芥川賞受賞した作家・古川真人さんの年収・収入や、印税はいくらなのか、お金に関することを紹介してきました。
小説家は、いくら執筆しても本が売れなくては印税も入ってきません!ただ、今回古川真人さんは芥川賞受賞したことで本は売れるでしょうし、そうなれば印税も入ってきますね!
年収は推測ですが、300万円程度だと思われます。はっきりと断言できないのは、本人が公開していないのと、小説家という浮き沈みのある仕事をしているからですね。
また、小説家にとって自身の作品が売れたらうれしいはず!
今後本屋でも一目置かれる場所に紹介されることでしょう!どんな作品なのか気になりますね!