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マイナンバーのポイント還元はいつから?開始時期や実施期間も!

マイナンバーカードを活用したポイント還元制度について、1人あたり最大5,000円分のポイントをつける方針が発表されました。

この制度は、マイナンバーカードの所有者が、キャッシュレス決済をした場合、買い物に使えるポイントが貰えるものです。

10月末時点で14%にとどまるマイナンバーカードの普及と、20206月にキャッシュレスポイント還元制度が終了したあとの個人消費の下支えを目的としています。

ポイントが貰えるのであれば、まだマイナンバーカードを持っていない人は申請したくなりますよね。また開始時期や実施期間がいつからかが気になりますよね。

そこで、今回は、

マイナンバーのポイント還元はいつから?開始時期や実施期間も!

と題しまして、マイナンバーのポイント還元についてと、その実施期間についてお伝えしていきます。

マイナンバーのポイント還元はいつから?開始時期・実施機関や対象者も!

ポイント還元について

この制度では、マイナンバーカードを所有している人が、キャッシュレス決済で買い物をした際に、「マイナポイント」と呼ばれるポイントが付与されます。

還元率25%で、ポイント上限は、1人当たり最大5,000円の予定です。つまり、最大で、20,000円を支払えば、25,000円分のポイントを受け取れます。

参加する決済事業者はペイペイ、ラインペイ、楽天ペイ、スイカ、ナナコなど、現段階で12社が検討されているようです(現在も募集中)。

ポイント還元の開始時期や実施期間

開始時期は20209月ごろを予定しており、20213月まで実施される予定です。

対象者について

次の条件を満たす人が対象です。

  1. マイナンバーカードを取得している
  2. マイナンバーにひもづくID(マイキーID)を作成している

この「マイキーID」の取得は「難しすぎる」と問題視されています。

IDの取得方法について

マイキーIDの取得方法について

マイナポイント還元では、マイナンバーカードを取得するだけでなく、「マイキーID」と呼ばれるIDを作成する必要があります。

マイキーIDを作成するには、PCを利用する方法と、公的個人認証サービス対応のスマホを利用する方法の2つがあります。

PCを利用する場合には、公的個人認証サービス対応のICカードリーダライタ(23000円で販売)も必要になります。

ここでは、PCを利用する場合の手順を簡単に解説します。

PCでマイキーIDを作成する手順

環境の確認
  • OSMicrosoft Windows 7, 8.1, 10
  • ブラウザ:Internet Explorer 11
マイキーID・登録準備ソフトのインストール

「マイキーID・登録準備ソフト」をダウンロードし、インストールします。

https://id.mykey.soumu.go.jp/mypage/MKCAS010/

この手順では、次の2つのソフトウェアをインストールします。

  1. マイキーID作成・登録準備ソフト
  2. JPKI利用者ソフトのインストール
マイキーIDの発行

下記サイトの「マイナポイントご利用準備をスタート」ボタンをクリックします。

https://id.mykey.soumu.go.jp/mypage/MKCAS010/

公的個人認証サービスに対応しているICカードリーダライタをパソコンに接続し、マイナンバーカードをセットします。

パスワードを入力します。このパスワードは、マイナンバーカード受領時に設定した、「利用者証明用電子証明書」(4桁の半角数字)です。

マイキーIDとパスワードが表示されますので、「発行」ボタンをクリックし、完了。

まとめ

今回は、

マイナンバーのポイント還元はいつから?開始時期や実施期間も!

と題しまして、マイナンバーのポイント還元についてと、その実施期間についてお伝えしていきましたが、いかがでしたでしょうか?

現時点でマイキーIDを作成できるのは一部の人に限られると思います。その理由は動作環境が限定的で、さらに「ICカードリーダライタ」は一般家庭には無いので23000円で購入し、煩雑な手続きをして最大5000円分のポイント還元を受けることにメリットを感じる人は少ないと考えられるからです。

マイナンバーカード発行の窓口などに置いてある端末でID登録ができる自治体もあるようですが、筆者が居住する東京都にはそもそも設置ポイントが無いです。

筆者はマイナンバーカードを所有していますが、スマホもPCもマイキーIDの手続きの動作環境が合わなかったため現段階ではポイント環境を受けるのを断念しました。

国の予算を伴う施策であれば、実績をあげなければいけません。2022年までに普及率ほぼ100%が目標とのことですが、現状のままだと14%の普及率が拡大するのは難しいでしょう。