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最低賃金引き上げ2019はいつから適用?全国の引き上げ額も!

 

厚生労働省の中央最低賃金審議会の小委員会は31日、2019年度の最低賃金(時給)の目安を全国で27円引き上げ、901円にすると決めたことを発表しました。

全国平均が900円を突破するのは初めてのことであり、東京、神奈川に至っては最低賃金は1000円を超えとなりました。

以前から政府は「骨太の方針」で「より早期に1000円を目指す」ことを打ち出していました。

厚生労働省は、「骨太の方針に沿った審議をいただいた」との認識を示したそうです。

アルバイトなどをしている方々は、最低賃金の引き上げということで歓喜しているかもしれませんが、この最低賃金引き上げ2019はいつから適用されるのでしょうか。

また、全国の引き上げ額はどのくらいなのでしょうか。

今回は、

最低賃金引き上げ2019はいつから適用?全国の引き上げ額も!と題しまして、

最低賃金引き上げ2019はいつから適用されるのか、また全国の引き上げ額はいくらなのかということをお伝えしていきたいと思います!

 

最低賃金引き上げ2019はいつから適用?

最低賃金引き上げ2019はいつから適用されるんでしょうか。

最低賃金引き上げの発行よて年月は都道府県によって違いますが、ほとんどの都道府県が10月1日です。

それまでにこの審議が終了し、引き上げ金額が確定すれば、2019年10月1日から最低賃金の引き上げが適用されるでしょう。

10月1日ではない都道府県を挙げます。

山梨、静岡、沖縄が、10月3日

青森、佐賀、奈良、鳥取10月4日

高知、宮崎が、10月5日

群馬、長﨑が、10月6日

全ての都道府県が10月なんですね。

給料の締め日はアルバイトや職種によっても意外ますが、11月に振り込まれる給料から時時給がアップしている場合が多いのではないかなと思います。

 

 

最低賃金引き上げ2019の全国の引き上げ額も!

最低賃金引き上げ2019の全国の引き上げ金額を見ていきましょう。

最低賃金の全国平均は、27円引き上げということになっています。

しかし、都道府県によって引き上げ幅は異なります。

地方の最低賃金が低い理由や、全国統一がされず地域差があるのはなぜかは別の記事で取り上げましたので、ご確認ください!

地方の最低賃金が低い理由は?全国統一せず地域差があるのはなぜ?

全国の最低賃金はランクで別れており、Aランク〜Dランクまであります。

東京などのAランクの6都府県は28円、京都などBランクの11府県が27円、群馬などのCランクの14道県と福島など16件は26円の値上げとなるそうです。

それぞれのランクに分類される都道府県は以下の通りです。

Aランク

(28円引き上げ)

東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知
Bランク

(27円引き上げ)

京都、広島、兵庫、滋賀、富山、長野、静岡、三重、山梨、栃木、茨城
Cランク

(26円引き上げ)

福岡、山口、徳島、香川、岡山、奈良、和歌山、北海道、石川、福井、岐阜、群馬、新潟、宮城
Dランク

(26円引き上げ)

沖縄、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、愛媛、高知、島根、鳥取、秋田、山形、青森、岩手、福島

 

最低賃金引き上げ後の各都道府県の最低賃金はいくらからいくらにあがる?

2019年の最低賃金の引き上げ後、各都道府県の最低賃金がいくらからいくらになるの知りたいですよね。

まず、引き上げ後の最低賃金は以下の通りです!

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019073100194&g=eco

 

変更前と変更後の最低賃金を知りたい方もいると思いますので、表にまとめてみました!

ご確認ください!

都道府県変更前変更後
北海道835861
青森762788
岩手762788
宮城798824
秋田762788
山形763789
福島772798
茨城822849
栃木826853
群馬809835
埼玉898926
千葉895923
東京9851013
神奈川9831011
新潟803829
富山821848
石川806832
福井803829
山梨810837
長野821848
岐阜825851
静岡858885
愛知898926
三重846873
滋賀839866
京都882909
大阪936964
兵庫871898
奈良811837
和歌山803829
鳥取762788
島根764790
岡山807833
広島844871
山口802828
徳島766792
香川792818
愛媛794790
高知762788
福岡814840
佐賀762788
長崎762788
熊本762788
大分762788
宮崎762788
鹿児島761787
沖縄762788
全国平均762901

 

政府は、「より早期に全国平均で1000円を目指す」という意向を表明しましたので、これからだんだんと最低賃金は上がっていくと思います。

最低でも全地域であと100円くらい上がるということになりますね。

いきなりバーン!と上がることはないと思いますが、じわじわと収入の方に影響が出てくると思います。

楽しみにしておきましょう!

ネットでの反応

 

最低賃金引き上げを嬉しく思っている方はいました。

フリーターに戻ろうかなと言っている人もいました。

しかし、今回の最低賃金引き上げに関してはポジティブな意見ばかりではありませんでした。

消費税が増税するのだから、最低賃金が上がっても結果的にはあまり変わらないという意見が多かったですね。

確かに、賃金が上がっても払う額も増えたらそれは実質意味ないですよね。

また、賃金が上がると雇う側は苦しくなるので、必然的に雇用が少なくなったり、アルバイトによってはシフトを減らされたりされてしまうので、嘆いている方もいました。

いくら時給が上がっても働けなくなったらむしろマイナスになりかねません、、。

 

最低賃金引き上げのメリット・デメリットに関しては別の記事で詳しく書きました!

最低賃金引き上げのデメリット・メリットは?国内への影響も!

これからどうなっていくか注目しておきたいですね。

 

まとめ

今回は、

最低賃金引き上げ2019はいつから適用?全国の引き上げ額も!

と題しまして、最低賃金の引き上げ2019はいつから適用されるのか、また全国の引き上げ額についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

初めての1000円越えということですので、今まで時給1000円でやってきたお店などは割と打撃を受けるでしょう。

アルバイトの方からすると、最低賃金があがるのはとても嬉しいことですが、それの伴い解雇のリスクも少し高まります。

気をつけましょう!

 

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