埼玉西武ライオンズは8月2日、ベルーナドームで福岡ソフトバンクホークスと対戦し、2-0で勝利した。 試合時間は2時間8分と今季最短。この勝利で西武は同一カード2連勝となった。
西武のマウンドに上がったのは、アンダースローを得意とする与座海斗。与座は試合開始早々、先頭打者を三者凡退に仕留め、試合の流れを作った。彼はその後も効果的な投球を続け、5回を無失点に抑え、ソフトバンクの外野へのヒットをわずか2本に抑えた。この圧倒的な投球はソフトバンク打線に大きなプレッシャーを与えた。
激戦の中、ホークスの右腕、石川秀太は素晴らしい活躍を見せたにもかかわらず、無念の敗戦を喫した。石川は6回と3分の2を投げてわずか2失点だった。
西武の攻撃陣も成功に貢献した。回、2死2塁からマーク・ペイトンの適時打で先制。さらに4回には、二死一塁から呉が決定的な二塁打。これが西武の追加点となった。
与座は6回に先頭打者を許したものの、首藤右京内野手をわずか1球でダブルプレーに仕留めるなど、巧みに無失点で切り抜けた。
与座はテンポよく試合を進め、8回終了までに89球を投げた。プロ2度目の完封を目指し、9回のマウンドに上がった。
試合は、ソフトバンクの打者3人をすべて凡退させ、2-0で終了した。与座は9回、104球を投げ、わずか2安打、4奪三振という見事な完封で2勝目を挙げた。
その他の試合
一方、8月3日、ファイターズ鎌ヶ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグ公式戦第13戦は、北海道日本ハムが東京ヤクルトに7対6で勝利した。
日本ハムの先発投手は根本由布。初回、四死球や1、3塁のピンチを招き、1点を先制される苦しい立ち上がり。
しかし、巧みにダブルプレーを誘い、被害を最小限に食い止めた。根本は2回以降リズムをつかみ、東京ヤクルトを無失点に抑えた。5.1イニングを投げ、被安打2、与四球3、奪三振5、自責点1という圧巻の投球を披露した。
日本ハムの攻撃は序盤に息を吹き返した。2回裏に田宮裕陵が同点となるタイムリーヒットを放つ。同時に3回裏には矢澤宏太が決定的なソロ本塁打を放ち、勝利を決定づけた。
その後も4回裏に福田光輝のソロ本塁打、5回裏に矢澤の2号ソロ本塁打、6回裏に細川亮平の3号ソロ本塁打、7回裏に木村文紀の2ランが飛び出し、得点を重ねた。
しかし、東京ヤクルトは終盤に追い上げる。8回表、今季初登板の松浦敬斗投手が4安打を許し、一、二塁のピンチを招く。
このチャンスに澤井蓮が3ランホームランを放ち、点差を縮めた。一死一、二塁から登板した中山晃和投手もフェリペ選手に2ランを打たれ、1点差に詰め寄られた。9回表。
日本ハムは1死一、二塁の緊迫した場面を迎えたが、なんとか無失点で切り抜けた。北海道日本ハムは矢沢が2本塁打を含む3安打2打点と大活躍。木村も2安打2打点と活躍した。
日本プロ野球の2023年シーズンは、3月30日のパシフィック・リーグ開幕日に始まり、3月31日のセントラル・リーグ開幕日に続く。レギュラーシーズンは143試合で、2023年10月2日に終了する予定である。
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